NTTドコモは2011年11月より「iモード」向けコンテンツ300社分をスマートフォンでも利用可能にします。日本経済新聞が報じています。
ドコモはiモード向けコンテンツの多くをスマートフォンでも利用可能にすることで、フィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えをさらに促進させる計画です。当初は全体の1割にあたる300社分をスマートフォンでも利用可能にし、今後増やしていきます。
ユーザーが切り替えを特に意識することのないよう、有料サイトの登録情報をドコモのサーバーで自動的に管理し、スマートフォンへ機種変した際に会員情報をそのまま引き継げるようにします。また同時に、電話帳、ブックマーク、写真などもサーバーに一括保存して、これらも乗り換え後の機種へ引き継げるようにします。(Docomoアカウントが活用されるのでしょう)
スマートフォンからiモードコンテンツへのアクセスは「ドコモマーケット」経由で行い、ドコモマーケットではコンテンツの検索も可能になるとのことです。
ドコモはこれまでもiモード向けコンテンツのスマートフォンへの移植を方針として示しており、すでに「iチャネル」などいくつかのiモード向け自社コンテンツをスマートフォンへ対応させています。ドコモ曰く、スマートフォンへのiモード移植は主にスマートフォン初心者に向けた取り組みであり、既にスマートフォンを使いこなしている層には不要であるケースもあるだろうとのことです。
ちなみにKDDIは今年1月にすでに月額課金サイトの継続に対応しており、ソフトバンクは未対応となっています。
情報元:日本経済新聞WEB刊