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Xperia Pro(MK16a)の外観レビュー

Xperia pro MK16a

Xperia pro MK16a

今年2月中旬に発表され先日ようやく市場に出回るようになったXperia Pro。憧れだったレッドカラーを購入してみましたので、まずは外観のレビューを行ってみたいと思います。

Xperia Proのことをおさらいしておくと、本機は比較的コンパクトなボディーに横スライド式QWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォンです。Xperiaシリーズ2011年モデルとして発表されており、基本仕様は他のXperiaと同じ1GHzシングルコアCPU、512MBのRAM、1GBのROM、810万画素カメラといった構成です。前面カメラも搭載しています。ディスプレイは3.7インチで解像度はFWVGA(854×480)。外寸は120.0×57.0×13.7 mm、重さは140gとなっています。

Xperia pro 同梱品

同梱品はXperia Pro本体、バッテリー、充電・データ通信用USBケーブル、ACチャージャー、カナル型のヘッドセット、そして各種マニュアル類となっています。8GBのmicroSDHCが本体に装着されていました。ヘッドセットはL字端子で、USBケーブルもL字のタイプでした。バッテリーはXperia arc/acroで使われているものよりも一回り小さいBA700というタイプが使われていますが、容量自体は1,500mAhで同じです。発売予定のXperia Rayもこのタイプが使われています。

キーボードを閉じた状態の前面です。普段Galaxy S IIを常用しているせいか、かなりコンパクトに感じます。レッドカラーは思った通りの色味&質感で、気品があります。ベゼル(ディスプレイ枠)部分は指紋が目立ちません。

操作キーは物理ボタンです。他の2011年モデルと同じく、並びは左から「戻る」「ホーム」「メニュー」となっています。ボタンの反応や押しやすさは悪くありません。

背面はこんな感じ。Xperia arcと同じように背面が少し沿っています。これによって横画面にした時やキーボード入力時のホールド感が半端なく高いです。

左側面にはオーディオジャックと電源ボタン、右側面にはmicroHDMIポート、ボリュームボタン、カメラのシャッターボタン、着信ランプがあります。HDMIポートにはカバーがかけられています。着信ランプはarcと同じで側面にあって気づきにくいのですが、やや大きくなったためにいくらかマシです。

電源ボタンとボリュームボタンは押しにくいです。ボタンが小さいのもそうですが、側面の中央ライン上に配置されていないのも原因です。サイドに走るシルバーのラインのせいで少し背面よりの配置になっており、力が背面側へ逃げてしまうのです。

上面にはmicroUSBポートがあります。仮面にはストラップホールがあります。USBポートが上面のど真ん中に配置されている端末は初めて見ました。ストラップホールと配置を逆にした方が良かったのではないかと思いましたが、内部構造上そう単純な問題ではないのでしょう・・・。

付属のUSBケーブルがL字端子でキーボード展開時はケーブルが上方に向くようになっているので、手との干渉が防がれています。

キーボード展開時です。展開時でも比較的コンパクトなのが良いです。

キーの質感はサラサラとしています。GALAPAGOS 003/005のようにペトペトとしたゴムっぽい感じではありません。押下するとしっかりとしたクリック感が伝わってきます。キーそれぞれの各間隔が広めに設けられていて、入力しやすいと思います。キーはそれぞれが独立していると思いきや、内部でつながっています。そのため1つのキーを押下すると周辺のキーもつられて沈みます。そしてキーの周りは硬い素材かと思っていましたが、押すとグニグニと歪む弾力性のあるものでした。良し悪しのことではなく、単に意外でした。

私はキーボード搭載機を常用したことがありませんので、キーの押しやすさや配列について他機種と比較することができません。

キーはバックライトが備わっていて、暗いところではこんなふうに光ります。格好良い!

リアカバーを外したところです。リアカバーは非常に外しにくいです。なぜなら、外すための切り欠きが無いからです。どこに爪をかけて良いか分かりません。結局、両端をぐっと押してカバーを少し湾曲させ、できた僅かな隙間に爪を挟んで開けました。

microSDカードスロットとSIMカードスロットがあります。SDカードもSIMカードもバッテリー装着時には着脱できない仕様です。

大きさ比較をしてみました。小型のHT-03Aとほぼ同サイズ、0.5周りくらい大きいかといったところです。Xperia arcやGalaxy S IIからはだいぶ小型に見えます。

厚みは流石にキーボードを搭載するだけあってありますが、2倍増しというほどでもありません。中央に向かって弧を描いた形状をしているため写真では厚く見えてしまいますが、手に持ってみるとそれほどでもありません。不思議と重さもあまり感じませんでした。

外観についてはとりあえずこんなところです。やっぱりSony Ericssonの端末はどこか外観で訴えてくるところがあり、所持しているだけで嬉しくなります。

本日まとめられるかわかりませんが、次回は中身のレビューを行う予定です。

端末情報のスクリーンショットだけ掲載しておきます。Androidバージョンは「Android2.3.3」、ビルド番号は「4.0.A.2.335」でした。

動画

画像

7件のコメント

  • konnichiwa itumo misaseteitadaiteorimasu
    yominikui mozi de mousiwakearimasen kaigai ni irunode

    bokumo maekara hosikattandesu dokode kaimasutaka?

  • 電源ボタンとボリュームボタンは押しにくいです。ボタンが小さいのもそうですが、側面の中央ライン上に配置されていないのも原因です。サイドに走るシルバーのラインのせいで少し背面よりの配置になっており、力が背面側へ逃げてしまうのです。

    そういう設計です

    • また身も蓋もないコメントですね…。その設計が私には使いづらいと言ってるわけですよ。

  • 購入を検討していますが、約半年使用された感じいかがでしたでしょうか?また、埼玉在住で勤務は東京なのですが、aとiでどちらにするかも迷っています。そのあたりいかがでしょうか?
    是非ご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いします!

    • 比較的早期に売却してしまったので、実はあまり使い込んでいません。使っていた時にはとにかく見た目の格好良さに圧倒されっぱなしでした。金銭的余裕があれば当然未だに所有していたと思います。

      動作面では2011年モデルのXperiaシリーズと全く同じといって差し支え無いです。確かディスプレイはクリアブラックパネルが採用されておらずコントラストの面ではXperia arcやacro、rayにはかないませんが、十分綺麗でした。物理キーボードが好きな方は絶対に気に入ると思います。ただ、もはや型落ちと扱われても良い次期であり、今年後半には後継機の登場も見込まれていますので、その辺りを十分検討したほうが良いと思います。

      MK16aでは確かドコモのプラスエリアをそのまま利用することができるとかで、aの方が国内では人気があったと記憶しています。