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AQUOS PHONE f SH-13Cを触った感想

SH-13C レビュー

SH-13C レビュー

東京に行く機会があり、有楽町のドコモスマートフォンラウンジにて8月6日発売予定のAQUOS PHONE f SH-13Cに少しだけ触れてきましたので感想を書きます。

筐体は凹凸の少ない非常にシンプルなスタイルです。カラーもほぼ一色だけの配色になっていて、ポップな印象を強めています。サイズは比較的小さめで、なか なかの薄さです。持っていて気持ちの良いサイズ感です。表面はホワイトとピンクが光沢のあるタイプで、ブラックはマットな質感でした。

前面にあるメニュー、ホーム、戻るの操作ボタンは大きめで押しやすかったです。カメラ周りはスクエアを意識したスタイリッシュなデザインです。

右側面には電源、ボリューム、検索の3つのボタンが配置されていますが、どれも非常に小さくて正直押しにくかったです。これまで見てきたスマートフォンの中でも極小クラスです。左側面にはmicroUSBポートがあります。防水・防塵仕様なのでカバーが着けられています。

端末上面には3.5mmオーディオジャック、底面にはストラップホールだけというシンプルな構成です。

ワイヤレス充電パッドの上に置くと1~2秒のタイムラグのあと、充電されます。完全にワイヤレスです。microUSBからも充電可能です。充電パッドは端末に付属した形で販売されるので、別途購入する必要はありません。充電パッドも意外とコンパクトです。近くにはワイヤレス充電に対応したモバイルブースター「ポケットチャージャー02」が展示されていました。こちらも付属の充電パッドで充電可能です。

マルチタッチの同時認識数は4点でした。タッチ性能は他の最新シャープ製端末同様で、平均以上には達していると思います。

Quadrantでのベンチマークスコアは1278、Antutu Benchmerkではトータル3018という結果でした。今夏モデルの中では低いほうですが、基本動作においては特にもっさりとした印象は受けませんでした。しかしGoogle Mapのストリートビューなどパワーを必要とするシーンでは若干重く感じることもありました。

Androidバージョンは2.3.4でした。

総評

すでにSH-12Cというフラグシップモデルを発売しているシャープですから、2機種目は当然違うコンセプトなわけです。私には「奥様向け」の端末であるように感じました。防水・防塵は水まわりの仕事の多い女性に最適ですし、手に収まりやすい端末サイズやポップなカラーラインアップはまさに女性向けのそれです。充電パッドも台所に置いておけばいいんじゃないかなと思います。

基本的な動作では特にストレスを感じるような動作もありませんでしたし、おサイフケータイと赤外線通信はバッチリ押さえていますので普段使いで困ることも少ないのではないでしょうか。

1つ注意したいのは、本機はFOMAカードではなくmicroSIMカードが採用されていることです。機種変更時にはmicroSIMカードに切り替わってしまいますので、これまでのケータイに挿しかえることができません。

外観の動画