ソニー・エリクソンのXperia X10についにAndroid2.3(Gingerbread)アップデートの配信が開始されたようです。公式サイトのアップデートページにて案内が出ています。
アップデート内容は以下のように記載されています。
- 「Facebook Inside」の追加
- Wi-Fiホットスポット機能の追加
- イコライザ付きミュージックプレーヤーの追加
- USBテザリングの追加
- フォトウィジェットの追加
- Mediascapeが無くなりウィジェットで再現される
以前ソニエリ公式ブログで公開された内容のとおりで、2011年モデルのXperiaと同じソフトウェアが提供され、UIなどもおなじになります。SDカードへのアプリ移動などももちろん可能になります。
今回のアップデートの対象となるのはグローバルモデルのXperia X10のみで、キャリアを介した端末へは提供されません。しばらくして一部キャリア向け端末へも提供される予定となっていますが、残念ながら日本のドコモから販売されているSO-01Bには提供されないことが決定しています。これはドコモの広報担当が明らかにしたことであり、アップデートしない理由として以下のことをあげています。
- スペックが低くてパフォーマンスを発揮できない
- バージョンアップの際にユーザーデータを保持できず、必ず本体が初期化されてしまう
- データのバックアップアプリが無くなる
- カメラ撮影時の笑顔認識機能「スマイルシャッター」が無くなる
- 現行のAndroid 2.1版で提供している日本語フォント「モトヤフォント」が適用できなくなる
要するにアップデートを実施することでユーザーの混乱を招いたり、逆に使い勝手が悪くなってしまう恐れがあるからだということのようです。
情報元:SonyEricsson