スマートフォンと通信できる“G-SHOCK”がFCC認証を通過したそうです。これ自体は3月末にカシオから発表されたものですが、以前は記事にしませんでしたので今回は取り上げてみます。
このG-SHOCKには以下のような特徴と機能が備わっています。
<できること>
- スマートフォンの着信やメール受信・SMS着信を腕時計でお知らせ
- 腕時計を軽く叩いてスマートフォンの着信音やバイブレーションを停止可能
- 腕時計のボタン操作でスマートフォンのアラームやバイブレーションを作動可能
- スマートフォンの現在地時刻自動取得機能により腕時計の時刻を補正(海外へ行った時など)
<特長>
- 優れた耐衝撃性能と20気圧防水性能を装備
- コイン型電池1つで動作
- 通信機能を備えながら従来の腕時計と同等の電池寿命
このほかにもスマートフォン側のアプリ開発によって新しい腕時計の使い方が拡がると説明されています。
Bluetoothで連携する腕時計型デバイスというとソニー・エリクソンのLiveViewを連想しますが、このG-SHOCKの場合は時計が主体であり、プラスアルファでこれらの機能が付加されたに過ぎません。つまりG-SHOCKの持つ耐衝撃性能や本格的な時計機能は損なわれていません。
発売時期は2011年度中が計画されています。
主なスペック
- 型番:GB-6900
- サイズ:53.2×50.0×18.3 mm
- 重量:約65g
- 構造・性能:耐衝撃構造、20気圧防水性能
- 時計機能:アラーム、ストップウオッチ、タイマー、ワールドタイム、ライト、その他
- 電池:CR2032
- 電池寿命:約2年(通信機能を1日に12時間使用した場合)