マクドナルドがモバイルオーダーを全国の店舗に導入しました。
マクドナルドのモバイルオーダーのやり方や、実際に体験して感じたことなどを記事にしました。
モバイルオーダーとは
スマホで注文&支払いをすることで、レジとは別のカウンターですぐに商品を受け取れるサービスです。自分のスマホでゆっくりメニューを選べますし、レジに並ぶ必要がないので混雑時は時間が省けます。
モバイルオーダーを使えば、席に座ったままスマホで注文&支払いをし、スタッフに席まで商品を届けてもらうこともできます。たとえば子どもが小さいうちはレジに並んで注文や支払いをするのは一苦労ですから、席に座ったままで完結するモバイルオーダーには助けられることでしょう。
対応店舗
2020年1月28日から全国展開となり、都市部はもちろん地方でも多くの店舗がモバイルオーダーに対応しました。
対応店舗はマクドナルド公式サイトやモバイルオーダーアプリで確認できます。
対応機種
モバイルオーダーの利用には専用アプリ「マクドナルド モバイルオーダー」が必ず必要で、PCやスマホのウェブブラウザからは注文できません。
マクドナルド モバイルオーダーアプリは、iOS10以降またはAndroid6以降を搭載したスマートフォンにインストールできます。
利用のおおまかな流れ
テイクアウトの場合
- アプリで注文
- 店まで行く
- アプリで支払い(受付番号発行&調理が開始される)
- 店内モニターに受付番号が表示される
- カウンターで商品を受け取る
店内で食事:カウンターで受け取る場合
- 店まで行く
- 席に着く
- アプリで注文
- アプリで支払い(受付番号発行&調理が開始される)
- 店内モニターに受付番号が表示される
- カウンターで商品を受け取る
店内で食事:席に運んでもらう場合
- 店まで行く
- 席に着く
- アプリで注文(このときテーブル番号を入力する)
- アプリで支払い(受付番号発行&調理が開始される)
- 商品が席まで運ばれる
詳しい手順(テイクアウトの場合)
1 「マクドナルド モバイルオーダー」アプリをインストールします。
2 アプリを開き、「モバイルオーダーをはじめる」をタップします。
3 「店舗を選択してください」をタップします。
4 商品を受け取る店舗をタップします。
5 「注文をはじめる」をタップします。
6 メニューを選び「注文を確認する」をタップします。
7 「注文を決定する」をタップします。
8 受取店舗に到着後、「店舗に到着」をタップします。
9 「テイクアウト」をタップします。
10 支払い方法を選択し、「支払いを確定する」をタップします。
11 店内モニターに受け取り番号が表示される。
12 カウンターにて商品を受け取る
よくある質問から抜粋
- 支払い方法は?
- クレジットカードはVISA、Mastercard、JCB、Dinersブランドのカードに対応。電子マネーはLINE Pay(iOSのみ)が利用できます。アプリ上で決済する形になり、店頭で現金払いすることはできません。
- ドライブスルーにも対応してる?
- ドライブスルーには対応していません。車の場合は駐車場に車を止め、店頭で受け取り、退店する流れになります。
- ポイントはつく?
- マクドナルド自体は楽天ポイントサービスとdポイントサービスに対応してますが、モバイルオーダーではこれらのポイントは貯まりません。
このほか、マクドナルド公式サイトの「よくある質問」コーナーにて、より多くの情報が掲載されています。
利用後の感想
調理開始のタイミングはお店で支払いを終えた時なので、ピザのテイクアウト注文のような感覚でいると、予想していたよりもスピーディーじゃないと感じてしまうかもしれません。
モバイルオーダーのメリットが最大化されるのは混雑時です。レジに並ばなくてよい分、確実に時間を短縮できます。また、自分のスマホを見ならがのんびりメニューを選べるのも良いです。後ろに並んでいる人達やレジのスタッフさんを気遣って自分の優柔不断をセーブする必要がありません。
今回は田舎の店舗で、しかも利用した時間帯が朝方でしたので、調理開始から提供までの時間はとても短かったです。これが混雑時にはどう変化するのか、今後試してみたいところです。
時間短縮以外の点では、冒頭でも書きましたが、席に座ったまま注文し、商品を席まで運んでもらえるシステムは、特に小さい子どもを連れたお客さんにとって救いの手になるのではないでしょうか。ただ、混雑時はスタッフが不足がちですから、品が届けられるまで長く待たされてしまうなんてこともあるかもしれません。
全国展開開始のタイミングでしたので混雑による影響か、ログインや決済のシステムが不安定になることが何度かありましたが、それを除けばアプリの使い勝手や利用時のフローはよく出来ていて、混乱することはありませんでした。
今後の課題は、支払い方法を充実させること、ポイントが貯まるようにすること、ドライブスルーへの対応、といったところでしょうか。ひとつひとつクリアしていき、完成度を高めていってほしいですね。