アマゾンが開発中とするアンドロイドタブレットが今年の8月~9月に発売されることになりそうです。台湾のIT情報紙DigiTimesが部品業者から得た情報として伝えています。
これによるとアマゾンのタブレットはTI製のOMAPプロセッサが搭載されていて、ディスプレイは台湾のWintek製、端末自体は台湾のQuanta Computerが手がけるそうです。
以前流れた噂によるとプロセッサはNVIDIAの新チップセット「Kal-El(クアッドコアCPU)」が採用されているということでしたが、今回の報道ではTI(Texas Instruments)製だということになっています。搭載されるAndroidのバージョンは不明ですが、仮にHoneycombになるのであればAndroid3.2になろうかと思います。Android3.2は7インチディスプレイをサポートし、さらにNVIDIA以外のメーカーのチップセットもサポートされると言われているからです。しかし以前の噂では、次期AndroidバージョンであるIce Cream Sandwitchをアマゾンが自社向けにカスタマイズしたものが採用されるということでした。果たしてどうなるのでしょうか。
このほか、これも今回報じられたことではありませんが、7インチディスプレイとデュアルコアCPUを搭載する「Coyote」と、10.1インチディスプレイとクアッドコアCPUを搭載する「Hollywood」という端末が、具体的に噂としてあがっています。
いずれにしろアマゾンがアンドロイド搭載タブレットを近々リリースすることになるのは間違いなさそうで、自社の持つ豊富なデジタルコンテンツの販売を促進するためのひとつのツールとして提供されることになりそうです。
これまでの記事
- アマゾンがAndroid搭載の独自タブレットを夏にリリース?
- アマゾンのAndroid搭載独自タブレットについての続報
- アマゾンがデュアルコアCPUやクアッドコアCPUを搭載した複数のタブレットを開発中という噂
情報元:DigiTimes