まとめ

楽天モバイル 2019年秋冬 最新スマートフォンのラインアップ/発売日/価格/特徴

2019年10月1日より販売が開始されている楽天モバイルの2019年秋冬 最新スマートフォンについて、ラインアップや発売日、価格、特徴などの情報をまとめました。

ラインアップと発売日と価格

機種名 発売日 価格
新規・MNP 機種変更
OPPO Reno A 128GB 10月1日 38,800円 34,919円
Galaxy A7 10月1日 41,800円 37,620円
AQUOS sense3 lite 10月1日 30,600円 27,320円
Xperia Ace 10月1日 54,800円 49,320円
arrows RX 10月1日 29,500円 26,220円
Galaxy S10 12月3日 89,800円 89,800円
Galaxy Note10+ 12月3日 117,800円 117,800円
OPPO A5 2020 12月3日(店頭は12月6日) 28,800円 28,800円
AQUOS sense3 Plus 12月13日(店頭は12月18日より順次) 44,800円 42,819円

スマートフォン単体で買える

楽天モバイル楽天市場店」では通信契約を伴わないスマートフォン本体だけの販売も一部行われていて、上記7機種についてはスマートフォン本体だけを購入することができます。

すべてSIMロックフリーで楽天回線に対応

全機種SIMロックフリーです。また、全機種が楽天回線に対応しているので、今後楽天回線に乗り換えることになったとしてもそのまま使い続けることができます。

ヒント:楽天モバイルは、2019年10月1日より自ら無線通信設備を備える「MNO(Mobile Network Operator)」として限定的にサービスを開始しています。サービスが本格的に開始されるタイミングで、現ユーザーはMNOサービス、つまり楽天回線を使ったサービスへの切り替えを促されることになります。

各機種の特徴

目次

  1. Reno A 128GB
  2. Galaxy A7
  3. Galaxy S10
  4. AQUOS sense3 lite
  5. AQUOS sense3 Plus
  6. Xperia Ace
  7. arrows RX

1. Reno A 128GB(OPPO)

大型6.4インチ有機ELディスプレイや大容量の6GBメモリー&128GB内蔵ストレージ、先進的なディスプレイ内指紋センサーなど、ミドルクラスの内容を完全に抜き出たスペックでありながら、3万円台で買えるコストパフォーマンスが魅力の製品です。microSDカードも使えます。

OPPOは昨年日本市場に参入したばかりの中国メーカーです。日本向けの機能に不備があると思いきや、おサイフケータイ、防水・防塵にしっかりと対応。付属品も、ACアダプター、USBケーブル、イヤホン、保護ケースと充実しています。

OPPOのスマートフォンはセルフィー(自撮り)に力が入れられていて、2,500万画素の高性能な前面カメラに加え、小顔や美肌といったエフェクトが簡単に加えられる機能が内蔵されています。

背面カメラは標準カメラと深度測位カメラのデュアルカメラとなっていて、画角が違うカメラを切り替えて使う主流のスタイルではありませんが、一般的なシングルカメラよりも背景を自然にぼかした撮影ができます。

プロセッサはミドルクラスのスマートフォンが多く採用するSnapdragon 630/636よりも若干高性能なSnapdragon 710を採用。SIMスロットはデュアル仕様でDSDVに対応しています。

OPPO Reno A 128GBのスペック

2. Galaxy A7(サムスン電子)

トリプルカメラを搭載しつつ約4万円で買えるようにしたミドルクラスのスマートフォンです。カメラの組み合わせは、標準+広角+深度測位の3つ。視野角120度の広角カメラが加わることで、人の目で見た風景をそのまま切り取ったような写真が撮れます。

トリプルカメラのほかに有機ELディスプレイを搭載しているところも特徴です。同じトリプルカメラを搭載したHuaweiのP30 liteは液晶ディスプレイなので、分かりやすい違いと言えます。

動作パフォーマンスはミドルスペックのスマートフォンとしては標準的で、Exynos 7885プロセッサ、4GBメモリーを搭載しています。Exynos 7885はサムスン製のプロセッサで、Qualcomm製のSnapdragon 636に近い性能を持っているとされています。内蔵ストレージは64GB。microSDカードに対応。おサイフケータイと防水・防塵には非対応です。

外部接続端子は従来のmicro USB Type-Bなので、同じmicro USBのスマートフォンからの乗り換えであれば充電環境を買い換える必要がなく手間とコストが省けます。

Galaxy A7のスペック

3. Galaxy S10(サムスン電子)

ドコモとauから今年の夏モデルとして発売されたハイエンドスマートフォン「Galaxy S10」が楽天モバイルからも発売されることになりました。

Galaxy S10は世界シェアNo.1のサムスン電子が投入する2019年最新のスマートフォンです。最上位クラスのSnapdragon 855プロセッサや、高速大容量の8GBメモリー+128GB内蔵ストレージを搭載し、動作速度はスマートフォン最高クラス。前面カメラや指紋センサーをディスプレイの内側に配置することで、前面部分がすべてディスプレイであるかのようにデザインされています。

背面カメラは広角+標準+望遠のトリプルカメラです。同じ場所に立ったまま、被写体を大きく写したり、逆に背景が大きく写るようにしたりと、カメラを自由に切り替えて撮影できます。

Galaxy S10のスペック

4. AQUOS sense3 lite(シャープ)

AQUOS senseシリーズはミドルクラスのスマートフォンとしてスペック、デザイン、価格、すべての要素がちょうどよくまとめられていて、安心して使えるのが魅力です。ここ数年はドコモ、au、ソフトバンクはもちろん、他のMVNOでも多く採用され、実績も非常に豊富です。

3種類あるシャープAQUOS sense3シリーズの一番下位にあたるモデルがAQUOS sense3 liteです。価格は今回の楽天モバイルのラインアップの中で最安クラスとなる約3万円。

下位といっても無印AQUOS sense3との違いはカメラのみ。AQUOS sense3 liteはシングルカメラですが、カメラにそれほどこだわらないのであればliteの方が安くて魅力です。

Snapdragon 630プロセッサ、4GBメモリー、64GB内蔵ストレージを搭載し、前作AQUOS sense2/sense2 liteより動作パフォーマンスが底上げされています。バッテリー容量は4,000mAhに大型化し、電池切れの心配も少なくなりました。メーカーは最長1週間の電池持ちを実現したと謳っています。

AQUOS sense3 liteのスペック

5. AQUOS sense3 Plus(シャープ)

AQUOS sense3シリーズの最上位モデルがAQUOS sense3 Plusです。ディスプレイが一回り大きく、サウンドもステレオスピーカー×ドルビーアトモス対応なので、映画やYouTube、ゲーム、音楽などのエンタメ系コンテンツがより迫力ある形で楽しめます。

プロセッサはSnapdragon 636、メモリーは6GB。AQUOS sense3/sense3 liteよりもスペックが少し高く、同じアプリやゲームでも少し余裕をもって動かせるはずです。

カメラは標準+広角のデュアルカメラです。AQUOS sense3/sense3 liteで使われているものよりもセンサーのグレードが高く、より素早く正確にフォーカスをあてることができるようになっています。

AQUOS sense3 plusのスペック

6. Xperia Ace(ソニーモバイル)

ドコモが今年の夏モデルとして販売中のXperia Ace。発売直後から安定して売れ続けている人気の機種ですが、楽天モバイルからも販売が開始されました。

”究極のニュートラル感”を目指したというXperia Aceは、上で紹介したAQUOS senseシリーズにコンセプトとしては似ていますが、コンパクトなボディーと、より洗練されたデザインが魅力です。

本体サイズは約140×67×9.3mmで、楽天モバイルのラインアップの中では最も小型。重さも155gと最軽量クラスです。丸型のボリュームボタンやキラキラと光沢感のある仕上げによって外観はとてもおしゃれにまとめられていて、所有欲が満たされそう。背面にはグラスファイバー強化プラスチックが採用され、強度も高められています。

プロセッサはSnapdragon 630、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。カメラはシングルカメラです。明るいレンズと光学式手ブレ補正によって、薄暗いシーンでも明るくブレの少ない写真が撮れます。動画撮影時には光学式+電子式の手ブレ補正が有効になって強力にブレを抑えてくれます。

Xperia Aceのスペック

7. arrows RX(富士通)

今回のラインアップの中で最も安価な機種が富士通コネクテッドテクノロジーズ製のarrows RXです。

主にシニア層や、従来ケータイからスマートフォンに乗り換えるユーザーを対象にした機種で、スペックはそこそこに、見やすく分かりやすい操作にこだわって作られています。また、落下等で本体が壊れにくいよう配慮されています。

シニア向けの機能としては、大きく見やすい文字に切り替わる「はっきり文字」や、騒音が多い場所でも相手の声を強調して聞きやすくする「はっきりボイス」、周囲の騒音をカットして自分の声をクリアに届ける「スーパーダブルマイク」を搭載しています。

また、本体側面にアシスタントキーを備え、押して話しかけるだけでGoogleアシスタントが起動し、天気を聞いたり調べごとができるようになっています。この他にも、従来ケータイの入力方法に似たキーボードや、手書き入力、指一本で画面を拡大・縮小する機能、ストラップを付けられるストラップホールなどを搭載しています。

ディスプレイは標準的な約5.8インチ。プロセッサはSnapdragon 450、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GB。背面カメラはデュアルカメラになっていて、背景をぼかした奥行きのある写真が撮れます。

arrows RXのスペック