スマホ気になるニュース

LINEが新サービス・新機能を大量発表 / スタバがアプリから事前注文できるサービスを開始 ほか

ここ1週間くらいの間で報じられたスマホ関連ニュースのなかでこれだけは知っておきたいというものをいくつかピックアップしてお届けする「スマホ気になるニュース」。

前回の投稿からかなり日が空いてしまい申し訳ありません。需要があるかどうか分かりませんが、僕自身ニュースを上手く追えていませんでしたので、今回はだいぶ遡って6月下旬頃のニュースを整理し、いくつかピックアップしてみました。

古いAndroidで異常通信する問題は改善へ

前回取り上げた、古いAndroid端末で勝手に大量通信されてしまう問題について、Googleは事態を認識していて、すでに修正パッチを展開中とのことです。

携帯電話会社を通さず、Googleがダイレクトに該当端末へ更新ソフトウェアを配信するそうです。報告ではAndroid 5.1以前を搭載する一部の端末で異常通信する不具合が発生するとされていますので、該当する端末を使っている方はアップデートの有無を一度チェックしてみることをおすすめします(来ていなければ問題ないということだと思います)。

d払い/au PAYが店舗提示型QR決済を導入

ドコモのd払い、auのau Payの両方が、6月下旬より店舗提示型QR決済に対応しました。

ユーザーのスマホに表示させたコードを店舗側がスキャンして決済するのが「顧客提示型」。対して店舗側が用意したコードをユーザーがスマホアプリで読み取って決済するのが「店舗提示型」です。「スキャン支払い」とも呼ばれています。

店舗提示型は店舗側にコードを読み取るための特別な機材が要らないので、これまでコスト面でコード決済の導入に踏み切れなかった比較的小規模な店舗で導入が進み、さらに広い範囲でコード決済が利用できるようになることが見込まれます。

なお、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、メルペイも店舗提示型コード決済に対応しています。

スタバがアプリから事前注文できるサービスを開始

珈琲店のスターバックスが、6月26日から東京都内の56店舗で、スターバックスのアプリを通じて注文、決済までを事前に完了し、店舗で商品を受け取る「Mobile Order & Pay」(モバイルオーダー&ペイ)を提供開始しています。

注文のためにレジの列で待つことがないため時間を節約できます。現在はまだ地域が限定されていますが2020年内の全国展開を目指すということなので、そう遠くないうちにいつものお店でも使えるようになるはずです。

LINEが新サービス・新機能を一挙発表

LINEがLINE CONFERENCE 2019を開催し、今後開始する新サービスや、既存サービスに追加される新機能などを発表しました。

とにかく大量に発表されたので、ここでは個人的に特に気になった2サービスを取り上げます。

OpenChat

新しいコミュニケーション機能として「OpenChat」というものが発表されました。今夏提供が開始されます。

これまでのグループトークを拡張したもので、最大5,000人までが同じルームに参加でき、LINEの友達登録をしなくても、URLやQRコードでルームに招待できるので、より幅広い人とのコミュニケーションが可能です。

自分のプロフィールをトークルームごとに変更可能で、LINEに登録している名前とプロフィール写真とは同期されません。そのため気軽に参加したり招待することができ、純粋にコミュニケーションを楽しむ以外にも、検索サイトや掲示板、Twitter等のSNSよりも濃い情報をスピーディーに収集することも可能となっています。

OpenChatの特徴

  1. プロフィールをトークルームごとに変更可能
  2. 5000人までのトークルームが作れる
  3. トークルームの公開設定も多様(パスコードの有無など)
  4. 招待はQRコードやURLをシェア
  5. 過去のトーク履歴も見られる

LINEスタンプ プレミアム

もうひとつは、スタンプ定額制サービス「LINEスタンプ プレミアム」です。

300万種類を超えるクリエイターズスタンプが使い放題になるサービスです。クリエイターズマーケットで人気の約3億8,000万円分のスタンプが月額240円(学生プランは半額の120円)で自由に利用可能となります。2019年7月中に開始されます。