2018年10月17日に開催されたNTTドコモ2018-2019冬春新商品発表会に出席して11月下旬発売予定の「カードケータイ KY-01」を見てきましたので写真と動画をコメント付きでお届けします。
「カードケータイ KY-01」はLTEに対応したケータイです。カテゴリーはスマホではなくてケータイなので基本的には音声通話がメインの端末となります。メーカーは京セラですが企画・開発はドコモで、製造のみ京セラが行っているそうです。
このケータイ、とにかく小さくて軽いのが特徴です。サイズ/重量は約91(H)×55(W)×5.3(D)mm/約47gで、2016年1月~2018年8月末までに発売・発表された4G対応携帯電話端末の中で世界最薄・最軽量となるそうです。
実際に持ってみると本当に小さくて軽い。おまけにディスプレイが電子ペーパーディスプレイで発光しないため、非常に物静かな印象で、「こいつ本当に動くのか?」という気さえしてきてしまうほどです。
あまりに小さくて軽いので試作段階でポケットに入れたまま洗濯してしまったというハプニングもあったらしく、だからかどうかはわかりませんがストラップホールがちゃんと備わっています。
USB端子はmicro-Bです。
待受画面はこのようになっています。タッチ操作できます。通話の他に、連絡先、メッセージ(SMSのみ)、カレンダー、時計、電卓、ウェブブラウザ、メモ帳が使えます。
ディスプレイの下にはタッチ式の戻るボタンとホームボタンがあります。
ウェブブラウザはおまけ程度に付いてる感じです。電子ペーパーディスプレイなので応答速度が遅く、スクロールや画面の切り替えは一般的なスマートフォンとは比べ物にならないほどもっさりしています。最小限のことしかできません。
内蔵ストレージは8GBとそれなりにあります。エクスプローラでストレージにアクセスでき、画像ファイルも表示できるので、QRコードを画面上に表示させて社員証として使うなんてこともできそうだと会場の説明員さんがおっしゃっていました。
最後に設定画面の写真を載せておきます。説明員さんはOSは非公開だと言っていましたが思い切りAndroidでした。
Wi-Fiテザリングに対応しているので、カードケータイ+タブレットの組み合わせで使うのも良さそうです。ただし電池持ちが不安です。
ハンズオン動画もどうぞ。
なお同日発表されたワンナンバーフォンと違ってカードケータイは単体での契約・利用ができます。一方でワンナンバーサービスには非対応なので、メインのAndroidスマホと同じ電話番号で発着信したいという要求には答えられません。