KDDIが今日5月14日にauの2018年夏モデルを発表しました。
ラインアップはスマートフォン6機種と4G LTE対応ケータイ1機種。スマートフォンはすべてAndroid搭載機です。
5月18日より順次販売が開始されます。
ラインアップ
- Xperia XZ2 Premium ・・・ 8月中旬
- Xperia XZ2 ・・・ 5月下旬
- AQUOS R2 ・・・ 6月上旬
- Galaxy S9 ・・・ 5月18日
- Galaxy S9+ ・・・ 5月18日
- HUAWEI P20 lite ・・・ 6月上旬
- かんたんケータイ ・・・ 7月下旬
このほかに、2017年冬モデルのAQUOS senseの新色「ノーブルレッド」が発表されました。発売は6月中旬です。
XperiaのPremiumシリーズが初登場
Xperia XZ2 Premiumはソニー製Androidスマートフォンの今年の最上位モデルです。これまでXperiaのPremiumシリーズは国内ではNTTドコモのみが取り扱ってきましたが、今年はauからも発売されることになりました。Xperia XZ2もあわせて発売されます。
2機種の詳細はグローバル発表時の記事をご覧ください。
- Xperia初のデュアルカメラを搭載した「Xperia XZ2 Premium」発表。RGBW画素のディスプレイを搭載
- Xperia XZ2 / XZ2 Compact発表。デザイン大幅刷新。縦長ディスプレイやワイヤレス充電を初採用
au版のXperia XZ2 / XZ2 Premiumは日本市場向けにおサイフケータイとワンセグ・フルセグに対応。ネットワークはKDDIが5月18日から東名阪の一部エリアで提供を開始する下り958Mbpsの高速データ通信サービスに対応します。
外観においては、カラーバリエーションはグローバルモデルと共通で、XZ2が4色、XZ 2 Premiumが2色。背面の指紋センサーの下に小さくauロゴがプリントされています。
Galaxy Sシリーズからも2機種
Samsung Galaxy Sシリーズの最新作となるGalaxy S9、Galaxy S9+がauから発売されます。
Xperiaと同じくau版ではおサイフケータイとワンセグ・フルセグ、そして下り最大958Mbpsの通信サービスに対応。海外メーカー製ですが防水・防塵やおサイフケータイなどにもしっかり対応しています。
そして注目したいのは、マイナンバーカードのIC情報を読み取れる機能が追加されていることです。これは日本モデル独自の機能とのことなので恐らくはドコモ版も搭載しているはずです。
カラーバリエーションはGalaxy S9+がミッドナイト ブラックとチタニウム グレーの2色、S9がチタニウム グレー、ライラック パープル、ミッドナイト ブラックの3色。グローバル版にはあるコーラルブルーは省かれた形です(S9+はライラックパープルも省略)。
Galaxy S9 / S9+は最も早いタイミングで発売されることもあり、価格がすでに発表されています。S9が95,040円、S9+が112,320円(どちらも税込)となっています。
Galaxy発売記念キャンペーン
予約購入すると何かと特典がもらえるGalaxy Sシリーズですが今作でも豪華なキャンペーンが実施されます。
対象期間内にGalaxy S9 / S9+を購入し、応募サイトから応募したすると、もれなく純正のワイヤレスチャージャーがもらえます。
涼し気なアクアマリンをラインアップしたAQUOS R2
シャープ製Androidスマートフォンの今年のフラグシップモデルであるAQUOS R2がauからも発売されることになりました。ソフトバンク版は白、黒、赤の3色でしたが、au版は赤の代わりにこれからの季節にぴったりなアクアマリンという涼し気なカラーがラインアップされています。
仕様はメーカー発表時の内容と同一ですが、au版は下り最大958Mbpsの通信サービスに対応しています。
価格は税込95,040円です。
AQUOS R2発売記念キャンペーン
対象期間中にAQUOS R2を購入し、応募サイトから応募した方に、もれなく電子マネーギフト「EJOICA」最大8,000円分がプレゼントされます。予約したうえで購入した場合は8,000円分、予約なしで購入した場合は5,000円分となります。
「EJOICA」は好みの電子マネーへの交換が可能なギフト券で、nanaco、WAON、Edy、モバイルSuica、Amazonギフト券、iTunesコード、Google Playギフトコードなど9つの電子マネーと提携しています。
Huaweiから最新のミドルレンジモデル
SIMフリー市場でシェア1位を誇るHuawei。auでは今年の春モデルからHuawei製のスマートフォンを扱うようになり、今回で2度目の投入となります。
Huaweiは2018年モデルとしてP20、P20 lite、P20 Proの3機種をグローバル市場で発表しており、auからはミドルレンジのP20 liteが発売されることになりました。販売価格はまだ発表されていませんが、買いやすい、抑えめの設定になるとのことです。
ミドルレンジといっても5.8インチのノッチ有り縦長ディスプレイに2眼カメラ、オクタコアCPU、4GB+64GBメモリー、顔認証対応など、ハイエンド機に見劣りしない構成となっていて、その高いコストパフォーマンスが魅力です。
一方、958Mbpsの通信サービスには非対応で、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグ、防水・防塵にも非対応となっているので、この点だけは留意しておく必要があります。
au 2018夏モデルの雑感
Xperia XZ2 Premiumの登場には驚きました。確かにこれだけ2眼カメラが広まると、1眼カメラのXperia XZだけではフラグシップと言えど見劣りしてしまいます。
P20 liteはおいしいポジションにあると言えます。他は全て高級機で9万円以上しますから、おサイフケータイなどが不要であればベストチョイスでしょう。トレンドがすべて盛り込まれていているので楽しめる機種でもあります。
昨年の夏モデルにはHTCのスマートフォンがラインアップされていました。今年はメーカー発表のタイミングが少し遅れて5月23日に台湾で新モデルの発表会が開催されるようなので、もしかするとこれにあわせてauでも追加発表があるかもしれません。期待しておきましょう。
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