ドコモが3月7日からXperia XZ、Xperia XZs、Xperia X Performanceの3機種に対してOSバージョンアップの提供を開始しています。
アップデートするとOSがAndroid 8.0にバージョンアップし、ピクチャーインピクチャーなどの機能が追加されます。
国内キャリア向けのXperiaのOSバージョンアップ提供状況としては、昨年の12月にドコモのXperia XZ PremiumにAndroid 8.0へのバージョンアップが提供開始。今年2月にはau版のXperia XZs、Xperia X Performance、そしてソフトバンク版のXperia XZsに対して同じ内容のアップデートの提供が開始されました。
ドコモはXZ Premiumへの提供は早かったものの、その他の機種への提供が他社よりも遅れていました。今回ようやく提供が開始された形です。
なおドコモが発売したXperiaシリーズのスマートフォンのうちAndroid 8.0へのバージョンアップが予定されている機種は上記4機種以外ではXperia X Compactのみとなっていて、Xperia XZ5以前の機種には提供されないことになっています。
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主なアップデート内容は、アプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー」や、ダブルタップするだけで電話番号等のテキストを選択できる「スマートテキスト選択」、ログインID・パスワードを自動入力する「オートフィル」、ゲーム中や通勤中といったシーンごと設定を一括してセットできる「Xperia Action」などの新機能の追加のほか、各種UI変更、動作速度・安定性・省電力性向上も図られます。
アップデート方法には、無線LAN、モバイルデータ通信を使ってスマートフォン単体で実施する方法と、スマートフォンをパソコンにUSB接続して実施する方法の2パターンが用意されています。
どちらも所要時間は40分程度と通常のアップデートよりも長く、アップデート中は通話やメールを含む全ての機能が使えなくなるので注意が必要です。思わぬトラブルが発生する可能性もありますから、慌てずに休日の時間が大きく取れるタイミングで実施されることをおすすめします。
また、アップデートにおける注意事項もいくつか案内されていますので、実施前には必ずドコモとメーカーそれぞれのアップデート情報を読んでおいたほうが良いでしょう。
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