パソコンの「Thinkpad」で有名なレノボから、Android3.0搭載タブレットが米国で今夏発売されることになりそうです。開発中であることはずいぶんと前から半ば明らかにされていましたが、このたびレノボの社長兼COOであるRory Read氏がインタビューの中ではっきりとそう答えたそうです。
販売が計画されているのは2機種で、いずれも10インチディスプレイとAndroid3.0(Honeycomb)が搭載されています。
ひとつはコンシューマー(個人)向けの製品で、「IdeaPad」ブランドとなります。7月発売予定とされています。価格は450ドルから900ドルとされており、恐らく搭載するストレージ容量によって価格差が設けられていると思われます。
もうひとつはエンタープライズ(企業)製品で、こちらは「ThinkPad」の名を冠したものになります。スタイラスに対応している点が特徴です。8月の発売が予定されています。
ThinkPadのタブレット「ThinkPad Slate」については4月末にも情報がリークされており、それによると10.1インチWXGA(1280×800)ディスプレイ、Android3.0、NVIDIA Tegra2、16GB/32GB/64GBの内蔵ストレージ、USB2.0、microUSB、SDカード、mini HDMIを備え、モバイルネットワークに対応したWi-Fi+3Gタイプだということです。
情報元:Engadget