12月7日発売予定のワイモバイル「Android One X2」。発表直後は価格が公開されていませんでしたが、現在はY!mobileオンラインストアで確認できるようになっています。
表示価格は税込67,932円です。一括払いの他に24回の分割払いも可能です。月々2,808円の支払いとなります。
「X2」は、HTC初のAndroid Oneスマートフォンで、米国で発売されている「HTC U11 lite」がベースになっています。日本ではワイモバイルの2017-2018年冬春モデルとして発売されます。
筐体の素材や質感はハイエンドモデルに劣りますし、プロセッサもミドルレンジ向けのSnapdragon 630を採用していますが、その他のスペックはハイエンドにほど近く、おサイフケータイや防水・防塵にも対応。しかもフラグシップのU11/U11+と同じ「Liquid Surfaceデザイン」「エッジセンス」「HDRブースト」「HTC USonic」などの独自要素を搭載し、さらにノイズキャンセリング機能付きのハイレゾ対応イヤホンまで付属するという内容でこの価格というのは、少なくとも同じAndroid One Xシリーズとして約7万円で売られている「X1」よりも私には魅力的に見えます。
Pixelスマートフォンの開発などでGoogleとは特に関係が深いHTC。しかし日本ではフラグシップモデル以外はほとんど発売されません。グローバルメーカーのちょっと珍しい端末を、大手と同じ品質で、より安く使える。さらに、最新のAndroid 8.0 Oreo搭載や、OSのバージョンアップ保証、Android標準のシンプルなUIといったAndroid Oneのメリットを享受できることも考えれば、特にHTCのファンということでなくても選択する意味は十分にあるはずです。
スペック
- ディスプレイ:約5.2インチフルHD(1,920×1,080ドット)液晶
- 背面カメラ:1,600万画素
- 前面カメラ:1,600万画素
- 本体サイズ/重さ:約73×149×8.1mm(突起部を除く)/約142g
- 防水・防塵:IPX7/IP6X
- プロセッサ:Snapdragon 630(オクタコアCPU)
- メモリー:4GBメインメモリー、64GB内蔵ストレージ、microSDカード対応
- バッテリー容量:2,600mAh
- OS:Android 8.0 Oreo
- 最大通信速度: 下り350Mbps/上り37.5Mbps
- データ通信方式:FDD-LTE / TDD-LTE / 3G(対応周波数)
- 通信:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
- 機能:おサイフケータイ、NFC、VoLTE(HD+) / VoLTE / HD Voice(3G)、指紋認証、USB Type-Cアダプタ
- カラー:アイスホワイト、サファイアブルー
関連リンク:Y!mobileオンラインストア、X2製品ページ