ソニーネットワーク運営のモバイル通信サービス「nuroモバイル」にて、11月28日よりXperia XZ Premium(SIMフリー)の取扱いが開始されています。13,000台限定で販売されます。一括価格は税抜き99,800円です。
また、より快適な通信が可能になるXperia XZ Premium専用のオプションサービス「プレミアム帯域オプション」の提供も同日より開始されています。
Xperiaのハイエンドモデルが遂に
nuroモバイルは、Xperiaスマートフォンやタブレットを開発・販売するソニーモバイルの100%子会社であるソニーネットワークがMVNOとなり運営しているモバイル通信サービスです。
2015年に「Xperia J1 Compact」を発売していますが、格安スマホ向けの専用モデル(と言ってもXperia A2がベースではある)でしたし、スペックも控えめなコンパクトを特徴とした機種でした。
それから2年半が過ぎ、ようやくMVNOでもメジャーでハイスペックなXperiaが買えるようになりました。
docomoロゴ無しで同等のハードウェア
Xperia XZ Premiumは今年2月にグローバル発表されたXperiaの現行フラグシップモデルで、日本ではドコモが6月より販売しています。4KディスプレイやMotion Eyeカメラ、Snapdragon 835など新世代のパーツで構成されていて、12月には3Dクリエーターなどの機能追加を含む、Android 8.0 OreoへのOSバージョンアップも予定されています。
nuroモバイルで販売されるXperia XZ Premiumはドコモ版と同等のもので、通信速度も下り最大788Mbps、上り最大50Mbpsに対応しています。ドコモのロゴは当然無く、グローバルモデルに準じたデザインとなっています。ただしカラーは「ディープシーブラック」1色のみです。
価格はドコモで買うよりも若干割高(ドコモオンラインショップでは税抜き87,000円で販売されている)となりますが、SIMフリーモデルですし、何よりMVNOの通信サービスを利用するのですから毎月の通話・データ通信にかかる料金も安く抑えることが可能でしょう。36回の分割払いも用意されています。
Xperia限定 プレミアム帯域オプション
新しくオプションサービスに追加された「Xperia限定 プレミアム帯域オプション」 は、対象機種に専用のデータ通信帯域を用意し、これによってより快適な通信を実現するものです。契約者数に応じて帯域も適宜追加され、常に一定の品質が確保されるようになっています。
また、アップロードでは契約パケット容量が消費しない「アゲ放題」が適用されます。このようなサービスは業界初とのことです。
対象機種はnuroモバイルで販売されるXperia XZ Premiumのみです。ほかの端末にSIMを挿しても利用できません。
月額料金は税抜き2,000円です。