Lenovoが米国の携帯会社AT&Tを通じて、モトローラブランド「moto」を冠したタブレット端末「Moto Tab」を発売しています。価格は299.99ドル(約34,000円)です。
「moto」はモトローラのスマートフォンに使われているブランド名。モトローラは過去に「XOOM」というブランド名でタブレット端末を展開していましたが、2013年以降は新機種の投入がありませんでした。
「Moto Tab」は久しぶりにモトローラブランドの製品となりますが、ハードウェアは日本でも10月に発売されている「Lenovo TAB4 10 Plus」とほぼ同じで、何か特別な個性を持っているわけではありません。
どこでもライブや録画番組を楽しめる「TV Mode」や、家族みんなで使うのに便利な「マルチユーザーモード」、スマートフォンの電話番号と共有して音声通話ができる「AT&TNumberSync」、ほか、指紋センサー、キッズモード(ペアレンタルコントロール機能)を搭載していることが特徴とされています。
Alexa対応のAIスマートスピーカーに変身させる「Lenovo Home Assistant Pack」と、カバー兼Bluetoothキーボードの「Lenovo Productivity Pack」という2つのオプション品が後日用意されます。
主なスペックは、10.1インチ1,920×1,080ピクセル液晶、背面800万画素/前面500万画素カメラ、7,000mAhバッテリー、Snapdragon625オクタコアプロセッサ、2GBメインメモリー&32GB内蔵ストレージ、Android 7.1 Nougat、指紋センサー、microSDカード対応など。
モバイルネットワークに対応し、対応バンドは4G LTE:Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 12, 20, 29, and 30、UMTS/HSPA+:
850/1900/2100MHz。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothはバージョン4.2。センサーは加速度計、環境光、指紋、近接を搭載。
本体サイズは246.9×173.2×7.62mm。重さは498g。とても薄いですね。
関連リンク:プレスリリース、moto tab製品ページ