ドコモが2017-2018年冬春モデルのひとつとして、シャープ製の低価格なスマートフォン「AQUOS sense SH-01K」を発表しています。
発売は2017年11月上旬。価格は30,456円です。
シャープは先日、AQUOSスマートフォンの新シリーズ「AQUOS sense」を発表し、これをスタンダードラインに位置づけて展開していくことを発表しています。
高性能を追求するフラグシップの「AQUOS R」シリーズに対し、「AQUOS sense」シリーズは基本的な性能や機能を充実させつつも、価格を抑えたモデルがラインアップされます。その第一弾が、今回発表された「AQUOS sense SH-01K」です。なお、KDDI(au)からも同一機種が発売されますが、カラーバリエーションが一部異なっています。
シャープがAQUOS senseとあわせて発表したコンパクトプレミアムの「AQUOS R compact」は、残念ながら今回はドコモから発表されませんでした。今のところソフトバンクだけが取り扱いを発表しています。
「AQUOS sense SH-01K」は、昨年発売された「AQUOS EVER SH-02J」の実質的な後継機です。ディスプレイはIGZO液晶になり、解像度もHDからフルHDに強化。またメモリーは2GBから3GBへ、ストレージは16GBから32GBへ増加。指紋認証にも対応しました。
また、月々の料金から毎月1,500円がずっと割引かれる「docomo with」の対象機種となっていて、月280円~(税抜き、端末代金除く)の低料金で運用できるところも大きな特徴となっています。
スペック
- ディスプレイ:5.0インチFHD(1,920×1,080)、IGZO液晶
- OS:Android 7.1 Nougat(Android 8.0 Oreoにバージョンアップ予定)
- プロセッサ:Snapdragon 430
- メモリ:3GBメインメモリー/32GB内蔵ストレージ
- カメラ:1,310万画素アウトカメラ/500万画素インカメラ
- 最大通信速度:下り150Mbps/上り50Mbps
- 通信機能:IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth4.2
- バッテリー容量:2,700mAh
- 本体サイズ/重量:約144(H)×72(W)×8.6(D)mm/約148g
- 機能:おサイフケータイ、防水・防塵(IPX5,8/IP6X)、生体認証(指紋)、VoLTE(HD+)
同じdocomo with対象機種の「MONO MO-01K」と似たスペックですが、より性能が高いディスプレイを搭載していることと、おサイフケータイ、指紋認証、VoLTE(HD+)、USB Type-Cなど細かな便利機能に対応しているところが違います。防水・防塵の性能も一段階高いです。一方で、プロセッサは旧世代のものを採用し、コストダウンが図られています。
ディスプレイは省電力に優れたIGZO液晶が採用されました。AQUOS Rと同じ「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載し、デジタルシネマの標準規格(DCI)にも対応。実物に近い鮮やかな色味で映像を表示できるとされています。水滴が着いた状態でも高精度に操作できるところもポイントです。
本体はAQUOS Rゆずりの滑らかで手に馴染むデザインになっています。カラーは、シャンパンゴールド、フロストラベンダー、シルキーホワイト、ベルベットブラックの4色。
ディスプレイ下に物理的なホームボタンがあり、ここには指紋センサーが内蔵されていて、ワンタッチでロック画面を解除できます。
このほか、シャープ独自の人工知能「エモパー」や、振り向く充電台「ロボクル」に対応しています。
オリジナルカバーも用意されます。ロック画面が曇った状態で表示され、拭うと表示を確認できるという、プライバシーが守れるギミックが備わっています。