ZTEがニューヨークで折りたたみ可能な2画面スマホ「AXON M」を発表しました。米国のほか、中国、欧州、そしてこの日本でも発売が予定されています。
発表会では、日本ではドコモが取り扱うということが明らかにされました。本日10月18日の正午よりドコモが新製品発表会を開催する予定ですが、ここでAXON Mの取り扱いを正式に発表するものとみられています。
「AXON M」はOSにAndroid 7.1.2 Nougatを採用したAndroidスマートフォンです。
2つに折りたたんでコンパクトにできる筐体と、それぞれに違う画面を表示できる2つのディスプレイを搭載しているのが特徴です。下の4つのモードを用途に応じて使い分けることができます。
- デュアルモード
- 2つのディスプレイに違う画面を表示させて快適なマルチタスクが行える
- 拡張モード
- 2つのディスプレイをひとつの大きなディスプレイにみたてて、動画やゲームを大迫力で楽しめる
- ミラーモード
- 2つのディスプレイに同じ画面を表示させ、本体を山なりにすることで、対面にいる家族や友人と同じ画面をシェアできる
- 従来モード
- 折りたたんで使えば通常のスマートフォン同様、片手で操作できる
ディスプレイは片方が5.2インチで解像度は1,920×1,080ピクセル。プロセッサはQualcomm製でCPUは2.15GHzのクアッドコア。メモリーはメインメモリー(RAM)が4GBで内蔵ストレージ(ROM)が64GB。microSDカードにも対応しています。
カメラは2,000万画素(ソニー製IMX350センサー、F1.8レンズ)を搭載。ほか指紋センサーや3,180mAhバッテリーなどを搭載しています。Quick Charge 3.0にも対応しています。
2013年にNECカシオモバイルコミュニケーションズ(現NEC)がドコモを介してリリースした「MEDIAS W」にコンセプトは似ていますね。このユニークなスマートフォンを今度はどのようにアピールしていくのでしょうか。日本版に付加される機能や価格帯も気になります。