10月6日まで開催されていたCEATEC2017で、三菱UFJフィナンシャル・グループが独自のデジタル通貨「MUFG コイン」のデモを展示していたそうです。
「MUFG コイン」は、ビットコインと同じ「ブロックチェーン」と呼ばれる技術を使ったデジタル通貨(仮想通貨)です。
1円=1コインの価値を持っていて、専用のスマートフォンアプリで銀行口座にあるお金をコインに交換。コインを使って気軽に決済したり、個人間での送金や、割り勘払いなども可能となります。
CEATEC2017のブースではデモ用の自販機が置かれ、スマートフォンに表示したQRコードを自販機に読み込ませてペットボトルの水が買えるデモが行われていました。
また、ネットワークにつなげられたダンベル(IoTダンベル)を指定回数持ち上げることで、ポイントをMUFGコインとして付与するデモも行われたそうです。社員の健康維持のためのソリューションとして導入を考える企業もあるでしょう。
MUFG コインは現在、実用化に向けて検証が行われている段階です。三菱UFJフィナンシャル・グループの社員1,500人により実証実験が行われています。