カー用品店最大手のオートバックスが、スマートフォンのカメラで撮影し、AIを使ってタイヤの摩耗状態をチェックするサービス「かんたん タイヤ画像診断」を開始しました。
日本IBMが開発するAI「IBM Watson」の画像認識機能を活用し、あらかじめ登録されている数百枚におよぶさまざまな状態のタイヤ画像の中から、送信されたタイヤ画像に近い画像をピックアップして、摩耗状態を判別するサービスです。
使い方は簡単で、スマートフォンから「かんたん タイヤ画像診断」のページにアクセスし、カメラのアイコンをタップ。タイヤの画像を撮影してメールのアイコンをタップし、送信するだけです。
ページ上に診断結果が摩耗度合いに応じて「大」「中」「小」の3段階で表示されます。
とても手軽ではあるのですが、タイヤの安全を保証するものではなく、あくまで目安となります。
診断できるタイヤは、乗用車用のノーマルタイヤのみです。スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤ、極端な扁平タイヤは診断の対象外です。
なおサーバー側のAIで診断を行うので通信が発生します。できるだけWi-Fi環境下(自宅Wi-Fiの電波が届く場所など)で実施した方が良さそうです。
関連リンク:プレスリリース、Autobacs Tire Check