HTCは韓国キャリアであるKTから「EVO 4G +(イーボ・フォージー・プラス)」を発売することを発表しました。発売時期は今年7月です。
EVO 4G +は昨年米国で発売され大ヒットを遂げた「EVO 4G」のアップグレード版です。”Rider”という開発コードネームで呼ばれていた端末です。日本からもKDDIからEVO 4Gをベースにして開発されたEVO WiMAX ISW11HTが販売されていますが、実質的にはこれのアップグレード版ということにもなります。1.2GHzデュアルコアCPU、1GBのRAM、4.3インチqHD(960×540)大型高解像度液晶、800万画素カメラと130万画素のフロントカメラを搭載したハイエンドモデルです。
EVO 4Gと言えばWiMAXに対応していることも大きな特徴の一つですが、EVO 4G PlusもW-CDMA(3G)+WiBroのデュアルバンド端末となっています。ここに無線LANである「Wi-Fi」の”W”も加わり、3Wスマートフォンと呼ばれているそうです。
WiBroというのは私もよく分かりませんが韓国国内で使われている通信サービスで、WiMAXの派生版のようです。
EVO WiMAX ISW11HTの後継機という形で是非ともKDDIからもリリースして欲しいところです。
この他、HTC初のタブレットとなる「HTC Flyer」も発表されています。同じくWiBroに対応しています。
Flyerは7インチディスプレイと1.5GHzシングルコアCPUを採用し、専用ペンによるスタイラスに対応している点を特徴としています。筐体は表面と裏面の繋ぎ目のないアルミニウムボディで、大変スタイリッシュです。先日私も直接触れる機会があったのですが、一発で惚れてしまいました。Flyerについては日本への投入もすでに決まっています。(WiMAX対応版ではないと思います)
情報元:MONEYTODAY