スマートフォンで公共料金を支払えるシステムをコンビニ各社が近々導入するそうです。ミニストップとセコマが今月中に導入。セブンイレブンも来年導入するとのこと。
このシステムは、コンビニ支払いの新しい形としてNECと三井住友銀行が共同出資するブリースコーポレーションが開発したものです。
専用アプリをスマートフォンにインストールし、アプリ上で電気会社やガス会社などを選択、契約者名や顧客IDを登録することで、スマートフォンの画面上に支払い用のバーコードを表示できます。これをコンビニのレジで読み取ってもらって支払いをするという流れです。
スマートフォンの画面にバーコードを表示するアプリは他にもありますが、普通は10~17桁までであって、コンビニ収納で使われる44桁のバーコードを読むのは普通のアプリでは難しいとされています。ブリースコーポレーションのアプリはこの問題を独自の技術で解決しています。
支払い用紙を電子化することで用紙を持っていく必要がなくなりますし(どこにしまったか忘れたということもなくなる)、支払いに不要な名前や住所などの個人情報をレジの店員さんに知られることもなくなります。またアプリを使うことで複数の支払情報を簡単に管理することができるようになるほか、アプリからの通知によって払い忘れも防げます。
さらに店頭では、店員さんがスタンプを押す必要がないので所要時間の短縮になり、利用者だけでなく、店舗側にとっても業務効率の向上といったメリットがあります。
情報元:NHK NEWS WEB、日本経済新聞