LGがハイスペックなAndroidスマートフォン「LG V30」を発表しました。韓国で9月21日に発売し、その後、北米、アジア、欧州、アフリカ、中東へと展開します。
発売国についてこれ以上の具体的なアナウンスはなく、日本での発売も今のところ不明ですが、前モデルの「LG V20」をベースにした機種が昨年NTTドコモとauから発売されているので、今年も同じような形で登場する可能性はあります。
主なスペックは以下のとおりです。
- ディスプレイ:6.0インチ QuadHD+(2,880×1,440/18:9) OLED
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 835
- メインメモリ:4GB LPDDR4
- 内蔵ストレージ:64GB UFS 2.0(V30+は128GB)
- microSDカード:対応
- 背面カメラ:1,600万画素標準カメラ(F1.6/71°)+1,300万画素広角カメラ(F1.9/ 120°)
- 前面カメラ:500万画素広角カメラ(F2.2/90°)
- バッテリー容量:3,300mAh
- OS:Android 7.1.2 Nougat
- 本体サイズ:151.7×75.4×7.3mm
- 重さ:約158g
- ネットワーク:LTE-A 4バンドCA
- 通信機能:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 BLE、NFC、USB Type-C 2.0
- その他:IP68防水・防塵、MIL-STD 810G準拠、クリスタルクリアレンズ、32-bit Hi-Fi Quad DAC、HDR10、Daydream、Googleアシスト、音声認証、顔認証、指紋センサー、Quick Charge 3.0、ワイヤレス充電
まず目を引くのが前面の面積のほとんどを占めているディスプレイです。流行りの縦長ディスプレイは、映像への没入感や、マルチタスク時の操作性、視認性が高いとされています。OLEDが採用されています。解像度も高い。
メインカメラも流行りのデュアル仕様で、標準+広角カメラの構成となっています。シーンによって切り換えて使います。標準カメラの方には、スマートフォンとしては世界初というF1.6の非常に明るいレンズが採用されています。
本体はMIL-STD 810G準拠の高い耐久性とIP68等級の防水・防塵に対応しています。防水モデルは内部温度が高くなりがちですが、ヒートパイプと冷却パットによって廃熱処理することで問題を解消しているとのこと。また厚さはわずか7.3mmで、重さは6インチ以上のスマートフォンとしては最も軽いという158gを実現しています。
このほか、GoogleアシスタントやGoogleのVRプラットフォーム「Daydream」、生体認証、32bit Hi-Fi Quad DACなど、最新の機能が盛り沢山となっています。
チップセットはSnapdragon 835。メモリーは海外のハイスペックモデルにしては控えめな4GB。内蔵ストレージは標準で64GBですが、128GBにアップグレードされた「V30+」というモデルも用意されます。microSDカードにももちろん対応しています。
情報元:LG