サムスンがGalaxy Noteシリーズの最新モデル「Galaxy Note 8」を海外で発表しました。9月中旬より発売されます。
日本での発売についてはまだ案内がありませんが、一応日本向けのウェブページは公開されています。発売されるとしたら各社の秋冬モデルでしょうか。
スペック
- ディスプレイ:6.3インチ Quad HD+Super AMOLED、2,960×1,440(521ppi)
- 背面カメラ:1,200万画素デュアルカメラ
1,200万画素(F1.7)+1,200万画素(F2.4/望遠2倍ズーム最大10倍デジタルズーム) - 前面カメラ:800万画素(F1.7)
- 本体サイズ・重さ:162.5 x 74.8 x 8.6mm, 195g
- 防水・防塵:○(IP68)
- プロセッサ:Exynos 8895 または Snapdragon 835(地域によって異なる)
- メモリー:6GB RAM(LPDDR4)、64GB/128GB/256GBストレージ
- バッテリー容量:3,300mAh
- OS:Android 7.1.1 Nougat
- 通信:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、USB Type-C
- センサー:加速度、気圧、指紋、ジャイロ、地磁気、ホール、心拍数、近接、照度、Iris(虹彩認証)、圧力
- 生体認証:指紋、虹彩、顔
Noteシリーズ最大ディスプレイを搭載
Galaxy Noteシリーズにはこれまで5.7インチのディスプレイが使われてきましたが、今作では6.3インチへとさらに大型化しています。
Galaxy S8シリーズと同じInfinity Displayと呼ばれる縦長のディスプレイを採用することで、1画面に表示できる情報量が多くなり、マルチタスクやスタイラスペン(S Pen)での入力時の快適性が大きく向上したとされています。
大型ディスプレイを活かした「App Pair」という新機能が追加されています。これは2つのアプリを1つのアイコンにまとめておき、1度のタップで両方のアプリをマルチウィンドウで表示できるというものです。
前面下部にあったホームボタンなどのナビゲーションボタンはオンスクリーンタイプに変更されました。物理的なボタンではなくなりましたが、ディスプレイ上のホームボタン部分には感圧センサーが埋め込まれていて、画面スリープ時でも押し込めばスリープ解除できますし、これまでと同じようなフィードバックもあります。
カメラはデュアルカメラに
背面カメラはデュアルカメラになりました。iPhone 7 Plusなどと同じ標準+望遠の構成となっていて、2つのカメラを組み合わせてボケ味の効いた美しいポートレート写真を撮影したり、2倍光学ズーム/最大10倍デジタルズームも可能です。
S Penが防水・防塵に
Galaxy Note本体だけではなく、S Pen自体もIP68の防水・防塵に対応しました。
基本使用はGalaxy Note 7と同じで、スキャンレートは360Hz、筆圧感知は4,096、ペン先の太さは0.7mmです。
新しく追加された「Live Message」は、手書き入力した内容をGIFアニメにして共有できる機能です。動画の一部分を切り取って保存・共有できる機能もあります。
常に時刻や通知を表示しておけるAlway On Displayを使った機能で、スリープ状態で画面にメモを書き込める「スクリーンオフメモ」というものがありますが、Galaxy Note 7では3ページまでしか作成できなかったのが、Galaxy Note 8では100ページまで対応しました。
プロセッサは市場により異なる
投入する国や地域によってプロセッサの仕様が異なり、Exynos 8895 または Snapdragon 835になります。これはGalaxy S8でも同じですね。
メインメモリーは64GBに、内蔵ストレージは256GBの設定も追加されました。バッテリー容量は3,500mAhから3,300mAhへと微減しています。
情報元:Samsung