エキサイトが、誰でも簡単にラジオのようなトーク番組を配信できるアプリ「Radiotalk(β版)」の配信を開始しました。今はAndroid版だけですが、8月中旬にはiOS版の配信も開始されます(→iOS版も配信が開始されました)。無料で利用でき、今のところアプリ内課金もありません。
まずは聴いてみる
Radiotalkはいわゆるネットラジオサービスですから、配信者(スピーカー)にもなれますし、もちろん聴取者(リスナー)にもなれます。
ホーム画面には「話題の番組」や「人気のトーク」などの欄があって、面白そうなトークが簡単に見つけられるようになっています。そして、トークや番組(YouTubeで言うところのチャンネル)をお気に入りに入れておけば、あとでまとめて聴くことができます。
バックグラウンド再生に対応していますから、スマートフォンの画面をスリープにした状態でも聴けます。コンテンツが音声のみであることの利点でしょうか。歩きながらや家事をしながらといった「ながら時間」を利用して楽しめるのが良いですね。
配信する
配信は画面右下のマイクアイコンをタップします。
初回は番組を作成。番組は1ユーザーにつき1つだけ作成でき、匿名でもOKです。
録音画面の「収録開始」をタップすれば録音が開始されます。1トークにつき最大12分まで録音できます。
録音後はタイトルを決め、下書き保存か配信を選びます。配信すればホーム画面などに表示され、ほかのリスナーが聴ける状態になります。
必要なのはスマホだけで特別な機材はいりません。ものすごく手軽でスピーディーです。
考えられる利用シーン
エキサイトは以下の利用シーンを想定しているようです。
- 好きなラジオ番組などのコーナーのパロディに挑戦する
- 休み時間に、友達と2人で最近気になるニュースへの意見を語る
- 飲みながら、同席できなかった友達に後から聴かせるトークを配信する
- 顔出しはせずにドキュメンタリーや実況中継を録る
- 匿名だからこそ言える本音トークを話す
- ブログに書ききれない、映画や書籍のレビューを語る
など
たとえばブロガーなら、その日に書いた記事の内容をトークでざっくりと紹介するといった使い方もできそうです。
今のところベータ版なのでいきなり多くは望めませんが、今後、配信者が報酬を得られるような仕組みや、ウェブサイトに埋め込んで共有できる機能などが加われば、ラジオ版YouTubeとしてそれなりに注目される可能性はありそうです。
情報元:エキサイト