Android デバイス&OS

シャープが究極の3辺狭額縁スマホ「AQUOS S2」を中国で発表

シャープが中国でユニークなAndroidスマートフォン「AQUOS S2」を発表しました。もしかしたら日本でもこれをベースにした機種が発売されることになるかもしれません。

特徴的なのは、前面上側のベゼルがほとんどないデザインです。5月に米国で発表されたEssential Phoneにとてもよく似ていて、ディスプレイの一部がフロントカメラによって切り取られているような形になっています。

ディスプレイは5.5インチの液晶で、解像度は1,080×2,040ドット。アスペクト比は17:9。左右のベゼルも狭く、下側を除けば前面部分のほとんどをディスプレイが占めていて、映像に迫力を感じますし、マルチタスク時の視認性、操作性も良さそうです。

OSはAndroid 7.1.1 Nougatベースです。プロセッサとメモリは、スタンダードモデルがSnapdragon 630+4GB LPDDR4メモリー+64GBストレージの構成、ハイエンドモデルがSnapdragon 660(Kyro 2.2GHz+1.9GHz)+6GB LPDDR4メモリー+128GBストレージの構成です。大容量メモリーの搭載によって非常に安定した動作が期待できます。

メインカメラは流行りのデュアルカメラ仕様となっていて、ぼかしの効いた美しいポートレート写真などが撮影できます。画素数は1,200万画素+800万画素。サブカメラは800万画素。

デュアルSIMで4G+3GのDSDSに対応しています。対応周波数はFDD-LTE(B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B28)、TDD-LTE(B34 / B38 / B39 / B40 / B41)、WCDMA(850/900/1900/2100 MHz)、TD-SCDMA(B34 / B39)、CDMA2000(800MHz(BC0))、GSM(900/1800/1900 MHz)、CDMA(CDMA:800(BC0))となっています。

その他通信機能は、IEEE802.11 b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth4.2、NFC、GPS/AGPS/GLONASSに対応。センサーは、周囲光、近接、加速度、電子コンパス、ジャイロスコープ、磁力計。ほか、指紋認証、クイックチャージ3.0、USB Type-Cなどに対応しています。

本体サイズは141.8×72.04×7.9mm。重さは140g。カラーは4色。なかなかスリムです。側面はメタル素材で、AQUOS Rと似たデザインになっています。

すでにユーザーによる開封動画などもいくつか投稿されています。

情報元:sharpmobile.com.cn