レノボ傘下のモトローラモビリティーが、Androidスマートフォンの新モデル「Moto Z2 Force」を発表しました。まずは米国で発売されます。価格は799.99ドル(約9万円)。併せてMoto Modsの新製品「Moto 360 Camera」も発売されます。どちらも日本での発売は不明です。
昨年発売された「Moto Z Force」は、割れにくいディスプレイや大容量バッテリーを搭載し、フラグシップモデルの「Moto Z」をよりタフにしたようなモデルでした。その後継機種となる「Moto Z2 Force」は、強化構造ディスプレイ「Moto ShatterShield」を引き続き採用してタフネス性を維持。バッテリーの容量は小さくなりましたが、その分本体が薄く、軽量化され、携帯性が向上しました。
主なスペックは、Android 7.1.1 Nougat、5.5インチQuad HD(2,560×1,440ドット)POLEDディスプレイ、Snapdragon 835、4GBメモリー、64GBストレージ+microSDカード対応、背面1,200万画素デュアルカメラ、前面500万画素カメラ、2,730mAhバッテリーなどです。
カメラはデュアルカメラになったことにより、ぼかしが効いた美しい撮影が可能になりました。ぼかし具合を調整したり、背景だけをモノクロにしたり、詳細なマニュアル撮影もできます。
モバイルネットワークは4G LTE、3G、2Gに対応。通信機能はIEEE802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi(MIMO対応)、Bluetooth4.2(Android Oアップデート後はBluetooth5.0になる)、NFCに対応しています。
本体サイズは76×155.8×6.1mm。重さは143g。前モデルよりも0.89mm薄く、20gも軽くなりました。
なおMoto Z2 Forceは夏後半にはメキシコ、ブラジルのほか、欧州、中東、アフリカでも発売の予定があり、米国以外の一部の地域にはメインメモリーが6GBのモデルが投入される予定となっています。
製品ページ
moto z force edition (2nd gen.) – unlocked modular phone | Motorola US
情報元:Motorola