MVNOのトーンモバイルが、スマートフォンの新モデル「TONE m17」を発表しました。8月1日に発売します。価格は34,800円。現行のTONE m15は価格を下げて併売されます。
トーンモバイルは、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブとフリービットが共同出資するドコモ系MVNOです。今回発売されるTONE m17は約1年半ぶりとなる新機種で、製造は富士通が担当しています。
TONE m17は富士通のMVNO向けSIMフリースマートフォン「arrows M04」がベースになっているようで、米国国防総省の調達基準であるMIL規格の23項目に準拠した耐久性、防水・防塵性能、そして汚れても丸洗いができる「ハンドソープ洗い」にも対応しています。
またそれだけではなく、トーンモバイル独自仕様として、背面にシリカ系UVコート層が施されています。これによる効果は具体的に説明されていませんが、どうやら傷に対しての耐性が通常よりも高くなっているようです。
スペックはarrows M04とほぼ同じです。5インチHD(1,280×720)IPS液晶、1.2GHzクアッドコアCPU(Snapdragon410 – MSM8916)、2GB RAM、16GB内蔵ストレージ、microSDカード対応、背面1,310万画素/前面500万画素カメラ、2,580mAhバッテリー、Android7.1 .1 Nougat、おサイフケータイ対応、ワンセグ対応など。
通信は、GSM 850/900/1800/1900、W-CDMA(3G) 1/5/6/8/19、LTE 1/3/8/19/26、Wi-Fi(a/b/g/n)、Wi-Fiダイレクト、Wi-Fiディスプレイ、Wi-Fiテザリング、Bluetooth4.1に対応。SIMのサイズはNano SIMで、シングルSIMです。
本体サイズは約144mm×71mm×8.0mmと、arrows M04と同じですが、重さは約148gで、少しだけ重くなっています。背面が特殊な仕様になっていることが影響しているのでしょうか。
新機種の発売にあわせて、トーンモバイルのサービスにも大幅なアップデートが入ります。一部は既存の機種でも使えるようになります。
まず、電源を入れたまま本体を箱(化粧箱)におくだけで不具合を自動的に検知・修復する「置くだけサポート」には、バッテリー持ちが悪くなった原因を特定する機能が追加されます。
また、子供のスマートフォン利用状況を管理する「行動サマリーレポート」や、設定した場所に居るときにはスマートフォンをロックして緊急通話以外できなくする「ロック機能(ジオフェンス)」など、ペアレンタルコントロール機能が拡充されます。
さらに今秋にはシニアユーザー向けの新機能も追加される予定とのことです。
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情報元:トーンモバイル