「docomoスマートパーキングシステム」が7月21日に提供開始されました。ドライバー向け専用アプリ「Peasy」も合わせて配信が開始されています。
docomoスマートパーキングシステムは、IoT機器とスマートフォンを活用した、駐車場事業者向けのソリューションです。2017年6月から実証実験が行われていましたが、今回、正式な提供が開始されました。
このシステムは、車の出入りを検知するセンサーと、センサーから送られてくるデータをサーバーに送信するゲートウェイを設置することで、低コストかつ容易に、空いた土地や、これまで月極駐車場として運営していた土地を、時間貸しの駐車場にすることができるというものです。
都心部や住宅街の駐車場不足問題が緩和され、さらにドライバーはアプリによって駐車スペースの検索ができるので駐車場探しに時間を割かれることがなくなり、一方で駐車場運営車は、大通りに面していないなど立地条件が悪いスペースでもドライバーを適切に呼び込むことができるなど、これまで以上に土地を利活用できるようになります。
駐車料金は、ドライバーが車を出庫するとスマートフォンから自動精算されるようになっています。また、コールセンターや駐車場の保守サービスは、提携先であるプレステージ・インターナショナルにより提供されるので、ドライバーは安心して利用でき、駐車場運営者も運営をオートメーション化できます。
現在このシステムを採用した駐車場は東京23区を中心に15か所あり、順次追加予定となっています。ドコモは2020年3月までに、5,000か所程度の駐車場への導入拡大を目指すとしています。
なお、2017年7月21から9月30日までの期間、このシステムにより運営されている駐車場を無料で利用できる「Peasyなら都内の駐車場、今だけ全部無料!キャンペーン」が実施されます。使用感を確かめるには丁度良いですね。
アプリダウンロード
公式サイト
情報元:NTTドコモ