ソフトバンク コマース&サービスが、米国の端末メーカー「BLU(ブルー)」のSIMフリースマートフォンを日本で発売します。Amazon.co.jpで購入できます。
発売されるのは、LTE対応の「GRAND X LTE」と、3G対応の「GRAND M」の2機種。OSはどちらもAndroidです。発売日はGRAND X LTEが6月30日、GRAND Mが6月16日。価格はGRAND X LTEが税込12,800円、GRAND Mが税込7,980円です。
米国SIMフリー市場のトップメーカー
BLUはフロリダ州マイアミに本社を置く米国の携帯電話メーカーです。1995年にモバイル業界に参入し、2010年には独自ブランドとなる「BLU」を設立。Amazon、Walmart、Best Buy、B&H、Brandsmartなどの大手ECサイト、MVNO、小売業者にSIMロックフリーのモバイル端末を供給していて、2015年には米国のSIMフリースマートフォン市場でシェアNo.1を獲得した実績を持っています。
今回、IT関連製品の製造・流通・販売をするソフトバンクグループ傘下のブライトスターの連結子会社である「ソフトバンク コマース&サービス」が、BLUのスマートフォンを日本向けに提供することになりました。
安くて良いものを
BLUは、デザイン、品質、価格においてナンバーワンブランドであることをミッションとして、製品を開発しています。おしゃれなデザインと品質を犠牲にすることなく、手頃な価格で最適な製品をユーザーに届けたいという想いがあるようです。
BLUのラインアップには高性能プロセッサや大容量メモリを搭載したハイエンドモデルもあるのですが、今回日本で発売される2機種はどちらもスペックを抑えた低価格モデルです。しかし低価格ながらボディーにメタルや曲面ガラスを使ったりして、質感が高められています。
LTE対応のGRAND X LTE
LTEに対応したモデルです。前面カメラ用のフラッシュを搭載しているのが特徴です。本体は背面と側面にアルミを使用して質感が高められています。また側面が大きくラウンドしているうえにフロントガラスも曲面ガラスを採用しているので、手に馴染みやすそうな形状となっています。
主なスペックは、Android 7.0 Nougat、5インチHD(1,280×720)ディスプレイ、Mediatek MT6737クアッドコアプロセッサ、1GB RAM/8GB ROM、最大32GBmicroSDカード対応、背面800万画素/前面500万画素カメラ、802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth4.0、2,400mAhバッテリーなど。
通信方式はGSM(バンド2, 3, 5, 8)、HSPA(1, 6, 8, 19)、LTE(1, 3, 6, 8, 9, 19)。最大通信速度は下り150Mbps、上り50Mbps。デュアルSIM(nano-SIM)スロットを備えていますが、microSDカードとの排他利用となります。DSDSには非対応です。
本体サイズは146.0×72.3×9.4mm、重さは167.2g。USBケーブルとイヤホン、保護カバーが付属します。
GRAND M
GRAND X LTEの廉価版で、512MBのメインメモリなど全体的にスペックは低いのですが、前面フラッシュや曲面ガラス、本体アルミ素材、デュアルSIMなど、GRAND X LTEと特徴は共通しています。
主なスペックは、Android 6.0 Marshmallow、5インチFWVGA(854×480)ディスプレイ、Mediatek MT6580クアッドコアプロセッサ、512MB RAM/8GB ROM、最大32GB microSDカード対応、背面500万画素/前面320万画素カメラ、802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth4.o、2,200mAhバッテリーなど。
通信方式はGSM(バンド2, 3, 5, 8)、HSPA( 1, 5, 6, 8, 19)。最大通信速度は下り21.1Mbps、上り5.76Mbps。こちらもDSDSには非対応です。
保護カバーとUSBケーブルは付属しますが、イヤホンは付属しません。
情報元:ソフトバンク