KDDIがオリジナルスマートフォンの新モデル「Qua phone QX」を発表しています。2017年夏モデルとして7月中旬に発売されます。
「Qua」はKDDIが端末メーカーと協力して開発しているオリジナルのスマートフォン・タブレットブランドです。誰でも使いやすい操作性と、手頃なスペック&価格を特徴としています。
Quaブランドのスマートフォンはこれまでに初代Qua phoneと、昨年の夏モデル「Qua phone PX」が発売されていて、今回で3作目となります。今作は初代Qua phoneと同じ京セラが製造(Qua phone PXはLG製)。企画から設計、開発、試験、製造のすべての工程を日本国内で行った「日本品質」が特徴のひとつとなっていて、Qua phone PXよりも高い防水性能と、MIL-STD-810Gに準拠したタフネス性能(耐衝撃・耐振動・温度耐久など)を備えています。
また、ディスプレイを直接振動させて相手の声を伝える「スマートソニックレシーバー」など、京セラ独自の便利機能が搭載されています。
スペック
- 本体サイズ:約73×146×8.9mm(最厚部9.2mm)
- 重量: 約139g
- バッテリー容量:2,600mAh
- OS:Android 7.1 Nougat
- プロセッサ:Snapdragon 430(MSM8937/1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)
- メモリ:2GB RAM、16GB ROM、microSDカード対応
- 対応通信規格:4G LTE/WiMAX 2+
- 最大通信速度:受信最大150Mbps/ 送信最大25Mbps
- VoLTE:対応
- ディスプレイ:約5.0インチ HD(1,280×720 TFT液晶
- カメラ:メイン約1,300万画素、500万画素
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth:Ver.4.2
- 耐衝撃/防水/防塵:耐衝撃(MIL-STD-810G Method516.7:Shock-Procedure IV)/
防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP5X) - おサイフケータイ/NFC:対応/非対応
- ワンセグ/フルセグ:非対応
- ハイレゾ再生:非対応
- その他:micro USB、Quick Charge 2.0
初代Qua phoneの進化版
前作Qua phone PXとは製造メーカーが違うので、どちらもミドルレンジの範囲ではあるのですがスペックの内容が新旧ちぐはぐになってしまっている部分があり、Qua phone QXを後継機と呼ぶのは何だか気持ちが悪いです。
Qua phone QXは初代Qua phoneの後継機・進化版と考えたほうがすっきりします。プロセッサがSnapdragon 410から430になり処理性能と省電力性能が向上。バッテリーは2,200mAhから2,600mAhに増え、連続通話、連続待受ともに駆動時間が伸びました。OSは最新のAndroid 7.1 Nougatを採用しています。
またインカメラが500万画素に上がってセルフィー機能が向上。通信機能はIEEE802.11 ac Wi-FiやBluetooth4.2に対応しました。
電源ボタンが本体前面(ディスプレイ下)に配置されたのも大きな違いです。場所が分かりやすいというのはもちろん、ディスプレイのON/OFFで本体を持ち帰る必要が無いので、落下の危険性が抑えられます。
高耐久で長く使える
米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)に準拠した「落下」「振動」「高温動作/高湿保管」「低温動作/低湿保管」のテストをクリアした高耐久性を備えています。万が一の時に故障しにくいですし、大事に使えば普通の機種よりもずっと長く使えるということでもあります。
便利な通話機能
「スマートソニックレシーバー」は、ディスプレイを直接振動させることで声を伝える京セラオリジナルの技術です。スピーカーに耳を正確に充てる必要がないので聞き逃すことがなく、また雑踏の中でも相手の声が聞こえやすいとされています。
着信に気がつかないことを防止する機能として、同じ相手から10分以内に2回以上の不在着信が続くと、段階的に着信音を大きくしたり、バイブを長く振動させる機能が追加されました。
公式サイト
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情報元:KDDI