ソニーがXperiaブランドのプロジェクター「Xperia Touch」を日本で6月24日に発売すると発表しました。市場推定価格は税抜で150,000円前後です。
日本発売が決定。価格と発売日も
かつて「Xperia Projector」と呼ばれていたプロダクトで、今年の3月に「Xperia Touch」という正式な製品名が発表されていました。この時点では日本での発売は未定とされていましたが、今回、発売日、価格とあわせて日本での発売が正式にアナウンスされました。
ソニーは昨年の2月に、周辺アクセサリーにもXperiaブランドを使っていくことを発表。その第1弾として「Xperia Ear」が日本でも発売されていますが、第2弾はAndroid7.0を搭載したプロジェクター「Xperia Touch」です。
投影したスクリーンに触れて操作
Xperia Touchは23インチから80インチまでのスクリーンを壁やテーブルに投影でき、投影したスクリーンに触れて操作できるという特徴を持っています。
Androidのアプリが使え、最大10点のマルチタッチに対応しているので、机に原寸大に表示させたピアノアプリで和音を弾いたり、向かい合った2人でエアホッケーのゲームアプリを楽しむことなどが可能です。もちろん普通のプロジェクターのようにリビングの壁に映画を投影して家族で楽しんだり、大画面でビデオチャットをしたり、キッチンでレシピを確認しながら料理するなんてこともできます。
タッチ操作だけでなく、音声での操作もできます。「Hi Xperia (ハイ エクスペリア)」と呼びかけると音声認識が始まり、音声で天気予報、今日の予定などの情報検索ができるほか、音楽再生やアプリケーションの起動ができます。
その他
PlayStation4リモートプレイにも対応しています。PlayStation4本体がどこにあっても、好きな場所にXperia Touchを持ち運んで大画面でPlayStaion4のゲームが楽しめます。
人感センサーを内蔵していて、人が近づくと自動でスクリーンを表示します。ウィジェットには時計やカレンダーのほかに、メッセージボード機能が搭載されていて、家族へのメッセージなどを残すことができます。
持ち運びも容易なサイズ
本体は幅6.9センチ、重量932gと、持ち運びが苦にならないコンパクトなサイズです。
プロセッサはSnapdragon 650を採用し、3GBのメインメモリーと32GBの内蔵ストレージを搭載。microSDカードも利用できます。
このほか、有効画素数約1300万画素のカメラ、2Wayステレオスピーカー、約1,200mAhのリチウム電池を搭載。USBから電源を取りますが、内蔵バッテリーでの駆動も可能です。内蔵バッテリー使用時の駆動時間は約1時間となっています。
スペック
- サイズ:約69×134×143mm
- 質量:約932g
- OS:Android7.0
- プロセッサ:Snapdragon 650
- RAM:3GB
- ROM:32GB
- 外部メモリ:microSD/microSDHC/microSDXC
- 無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n /ac Wi-Fi
- NFC:対応
- Bluetoooth: ver4.2
- Miracast:対応
- 接続端子:USB-Type C、HDMIタイプD(入力)
- センサー:マイク/加速度/地磁気/GPS/ジャイロ/照度/気圧/気温/湿度/人感
- 光源:レーザーダイオード
- 投射方式:SXRD・3原色液晶シャッター投写方式
- 表示素子:0.37型 SXRD x1、1366 x 768 画素
- フォーカス:電動(オートフォーカス)
- プロジェクターサイズ:約23 – 80インチ
- 明るさ:100 lm
- カメラ:有効画素数約1300万画素
- タッチコントロール:赤外光検知型(マルチタッチ 最大10点)
- スピーカー:2Wayステレオスピーカー
- 電源:USBパワーデリバリー 15V
- 内蔵バッテリー容量:約1,200mAh (内蔵リチウム)
- 駆動時間(バッテリー使用時):約1時間
- 付属品:ACアダプタ、スタートガイド、取り扱い説明書(安全のために)、保証書