コーヒーサービス「The Roast」。焙煎チャンピオンが作成したプロファイルをスマホで受信して焙煎

パナソニックが、コーヒーサービス「The Roast（ザ・ロースト）」の提供を4月上旬より開始します。世界チャンピオンの焙煎士が作成した焙煎プロファイルをスマートフォンで受信し、焙煎機へ転送することで、特別な焙煎技術や知識がなくても手軽に焙煎したての味と香りが楽しめると言います。

The Roastは、コーヒー焙煎機と専用コーヒー豆、それに焙煎プロファイルをセットで提供するサービスです。生豆はコーヒーのグローバルマーチャンダイザーである石光商事が選定した世界中の良質なスペシャルティ豆が、季節ごとの4つのテーマにあわせて毎月届けられます。

また、焙煎プロファイルは2013年焙煎世界大会チャンピオンの後藤直紀氏が、豆の特長にあわせて1種類の豆に焙煎度の異なる2～3パターンを作成。年間で最大100パターン近くの味や香りの違いが楽しめるようになっています。

焙煎プロファイルをスマートフォンやタブレットの専用アプリでクラウドから読み込み、焙煎機へ転送することで焙煎することができます。焙煎機はイギリスのベンチャー企業「IKAWA」社と技術提携して開発。豆の特長を引き出すための、きめ細かな温度・風量制御、使い勝手の良さが実現されています。

専用アプリは焙煎プロファイルの保存や、生豆・コーヒーに関する情報の閲覧ができます。対応OSは（今のところ？）iOSのみとなっています。