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「ZenFone 3 Laser」が11月26日に発売。前モデルから性能大幅アップで価格据え置き

ASUS JAPANが「ZenFone 3 Laser」を明日11月26日に発売します。価格は税抜27,800円です。

ZenFone 2シリーズの中で最も人気が高かったという「ZenFone 2 Laser」の後継モデルです。「ZenFone 2 Laser」は、わずか0.03秒でピントが合うレーザーオートフォーカスと、ちょうど良い本体サイズ、3万円を切る買いやすい価格設定が魅力でした。

新モデルのZenFone 3 Laserは5.2→5.5インチへとディスプレイが大型化し、レーザーオートフォーカスもZenFone 3シリーズ全体で標準装備になったのでその点の優位性は失われましたが、39,800円~のZenFone 3/ZenFone 3 Deluxeに比べて1万円以上安く買えるところは変わらない魅力です。立ち位置としては5.5インチ版ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)の廉価版といったところでしょうか。

主なスペックは、Android 6.0.1、5.5インチFHD(1,920×1,080)液晶、Snapdragon430、4GB RAM/32GGB ROM内蔵メモリー、背面1,300万画素/800万画素カメラ、3,000mAhバッテリー、IEEE802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth4.2などです。

zenfone3-laser

オクタコアCPUになりメインメモリーは倍増、ディスプレイは解像度や輝度が向上、カメラは第2世代レーザーオートフォーカスや電子式手振れ補正機能(EIS)によって強化されました。また指紋センサーやau VoLTEに対応し、機能も増えています。デザイン面では、前モデルではプラスティックだったリアパネルはZenFone 3 Laserではメタル素材になり、前面のガラスも2.5Dの曲面ガラスが採用されてデザイン性が向上しました。シルバーとゴールドの2色が用意されています。

廉価版とは言ったものの価格が倍以上も違うZenFone 3 Deluxeと比べてしまうとグレード以上の違いを感じます。メインメモリーは4GB LPDDR3で同じなものの、プロセッサー、ストレージ容量、カメラ画素数はグレードに大きな違いがあり、またWi-Fiは802.11 a/acに非対応で、モバイル通信はデュアルSIMデュアルスタンバイ、それにキャリアアグリゲーションにも非対応となっています。さらに、ゴリラガラスがバージョン4ではなかったり、USB Type-C非採用だったり、QuickCharge 3.0非対応だったりと、細かい部分もかなり違います。

ライトな使用であれば性能は十分なので、価格を抑えつつ人気の最新モデルが欲しい方には狙い目な機種だと言えます。

ZenFone 3 Laser (ZC551KL) | スマートフォン | ASUS 日本
https://www.asus.com/JP/Phone/ZenFone-3-Laser-ZC551KL/

情報元:ASUS JAPAN