ソニーが耳に装着するウェアラブル端末「Xperia Ear」を11月以降各市場で発売すると発表しています。まずは欧州で発売されます。日本での発売はまだ案内されていませんが、日本語にも対応しているので、まず間違いなく発売されるでしょう。
ソニーは今年の2月に周辺アクセサリーにもXperiaブランドを使っていくことを発表しています。その第1弾として発売されるのが、片側の耳に装着して使う「Xperia Ear」です。
スマートウォッチと違って目で見るのではなく耳で聞いて情報を取得します。スマートフォンに届く通知や、天気・ニュース・スケジュールといった情報が音声で読み上げられます。
対話型の音声アシスタント機能も備わっています。「今日の日付は？」や「明日の天気は？」といった簡単な質問のほかに、「タイムズスクエアからセントラルパークへの行き方を教えて」や、「私のスマホの場所を教えて」といった命令、さらには音声でスケジュールを確認・追加したり、メッセージを作成して送信することも可能です。
大きさは15.2×29.3×24.3mm、重さは6.8g。IPX2の防水に対応しています。
ソニーはこのほか、投影した映像に直接触れて操作できるプロジェクター「Xperia Projector」と、パーソナルアシスタント端末「Xperia Agent」などのスマートプロダクトなどを開発中です。製品化は未定ですが、ドイツで開催されたIFA2016ではこれらを使ったデモンストレーションが行われています。
Xperia Projectorは10点マルチタッチに対応し、操作の遅延も少なく簡単なゲームもプレイできるそうです。いろいろな使い道が考えられますね。
Xperia™ Ear – Official Website – Sony Mobile (Global UK English)
http://www.sonymobile.com/global-en/products/smart-products/xperia-ear/
情報元：Sony Japan、Sony
