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スマートワイン樽「ALCHEMA」。自家製ワインや果実酒を自動で醸造。出来上がりもお知らせ

台湾のベンチャー企業ENHEARTが開発した、自家製ワインや果実酒を自動で醸造できるIoT端末「ALCHEMA(アルケマ)」がクラウドファンディングサイトKickstarterでの資金集めに成功し、製品化が確定。まずは米国で発売されることになりました。

日本でも販売の予定があり、味噌など発酵食品に応用できる形にした日本市場向けの製品の開発を視野に入れているとのことです。

ALCHEMAは、家庭で手軽にオリジナルの果実酒やワインを醸造できる”スマートワイン樽”です。醸造過程をチェックして状態を判断したり、ガス抜きをしたりといった手作り酒の難しいところをなくし、わずか3ステップの簡単手順で好みのフレーバーのお酒が作れるようになっています。

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まずはオンラインレシピを見ながら作りたいお酒に必要なフルーツや砂糖、水などの材料を用意。次に材料をALCHEMAに投入します。最後に酵母パケットを追加して準備完了。あとは約1〜2週間、何もせず寝かせて待つだけです。アプリが出来上がりを教えてくれます。

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ALCHEMAには多くのセンサーが搭載されていて、醸造過程の大事な値を定期的に検出してクラウドにアップロードします。ユーザーはアプリを通じて発酵過程の監視ができます。

発酵の途中でフタを開けて中身を確認する必要がないので、雑菌が混入してしまう心配がありません。またALCHEMAには医療でも使われるベルのUV-C LEDライトが装備されていて、これで容器の消毒を行ってから発酵プロセスが開始されるので安心です。

アプリではオリジナルのレシピを作ったり、出来がりをFacebookやTwitterで共有することもできます。

ALCHEMA – Home Cider Making. Simplied.
http://www.alchema.com/

ALCHEMA: Turn Fruit into Personalized Craft Cider by ALCHEMA | Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/alchema/alchema-turn-fruit-into-personalized-craft-cider

情報元:PR TIMES