DellがAndroidタブレット市場から撤退することを発表しています。
Dellは2012年にAndroidスマートフォンからも撤退しています。今回、Androidタブレット「Venue」シリーズの開発、販売からの撤退を決定。今後は2in1に注力していくことを明らかにしました。
DellのAndroid搭載スマートフォン・タブレットは日本ではわずかしか発売されませんでしたが、昨年1月に発売された、厚さ6mmでIntel RealSenseカメラを搭載した「Venue 8 7000」は個性があり、強く記憶に残っています。
今後注力していくという2in1は、着脱式のキーボードを備え、キーボードを取り外すとタブレットとしても使えるというタイプの端末です。数日前にモバイルメーカーであるファーウェイがこの市場に参入したことでも話題になりました。
Dellが言うには、「Venue」シリーズのような通常のタブレット端末(ピュアタブレットと表現)には、業務で利用するだけのプロセッサパワーがなく、法人・個人を問わず需要が減っていてる。一方で、通常はノートPCのように使い、ディスプレイを取り外すことでタブレットとしても利用できる2in1はピュアタブレットよりも高い性能を持っていて用途も広いので、市場では好評。2in1への投資・開発を積極的に続けていくということのようです。