KDDIが「au未来研究所」のコンセプトモデルとして、センサーやタブレットと連携してよりリアルな料理体験ができるおままごとキット「ままデジ」を開発したと発表しました。
幼児が遊びで使うおままごとキッチンに、通信モジュールと各種センサーを内蔵。センサーが調理器具の傾きや振動、音などを感知して、実際の調理の時に出るような音や匂い、そして湯気までを擬似的に再現します。
動作例としては、まな板の上で包丁を使って食材を切ると「ザクッ」、切った食材をフライパンに入れてしゃもじで炒めると「ジュージュー」、炒めた食材を鍋に入れると「ジュー」という音が鳴ります。また鍋に水をいれるときには「トクトクトク」と水を注ぐ音がし、火にかけてしばらくした後に鍋のフタを開ければカレーの香りがする湯気が立ち上る、という具合です。
タブレットはレシピ本のように使います。表示されるとおりにおままごとを進めていき、料理に関するクイズにチャレンジしていくことで、単に遊ぶだけでなく、料理の手順や知識が身につくようになっています。
この「ままデジ」はキリン株式会社とのコラボにより開発されています。コンセプトモデルなので製品化については不明ですが、キリングループ本社受付などでの設置・体験を検討しているとのことです。
コンセプトモデルままデジ | au未来研究所
http://aufl.kddi.com/mamadigi/
情報元：KDDI