Googleが、Googleアカウントのアカウント情報に「スマートフォンを探す」機能を追加しました。これによりAndroid端末だけでなく、iOS端末も探せるようになりました。
Googleアカウントの「アカウント情報」(英語表記ではMy Account)は、アカウントの管理や保護、セキュリティー対策などを一箇所で行えるようにしたものです。公開から1年が経過したことを祝って、いくつかの新機能が追加されました。
その新機能のひとつが「スマートフォンを探す」機能です。Googleは2013年から紛失したスマートフォンの場所の特定を助ける機能を「Androidデバイスマネージャー」というサービスを通じて提供してきましたが、この機能がアカウント情報からも利用できるようになりました。これにより、Android端末だけでなく、iPhoneなどのiOS端末も探せるようになりました。
iOS端末の場合は「Googleアプリ」をインストールし、Googleアカウントを設定することで、アカウント情報の「スマートフォンを探す」の端末一覧の中にiOS端末が表示されるようになります。使える機能は「電話をかける」と「(Googleアカウントから)ログアウトする」の2つのみですが、iCloud.comへの誘導によりAppleが提供する紛失対策のサービスに引き継ぐようにになっています。