ZTEが中国でAndroidスマートフォンの新しいフラグシップモデル「AXON 7」を発表しました。ITmediaの記事によれば日本でも発売されるそうですが、発売時期は未定で、しかも製品名を変えて発売するそうです。
「AXON 7」の特徴は非常に高いスペックにあります。ベーシック、スタンダード、プレミアムの3つあるバリエーションのうち、プレミアムは6GBのメインメモリーに128GBの内蔵ストレージを搭載。またモデル共通で5.5インチ2560×1440ドットWQHDのAMOLEDディスプレイにQualcomm最新最上位のSnapdragon820プロセッサー、位相差AFとOISに対応した2,000万画素リアカメラ&800万画素フロントカメラ、大容量3,250mAhバッテリーなどを搭載しています。OSはAndroid6.0ベースの「MiFavor4.0」です。
オーディオ面ではHi-Fi対応オーディオチップセット「AK4961」に加えて、ハイエンドのオーディオ機器などに多く採用されている「AK4490」もプラスして搭載。さらにDolby Atmos対応のデュアルスピーカーを本体前面の上下に配置しています。
このほか、指紋センサー、Type-C USB、感圧式併用タッチパネル「Force Touch」(プレミアム版のみ)などを搭載。LTEはTDDとFDDの両方に対応し、対応周波数はTDD-LTE: B38/39/40/41、FDD-LTE: B1/2/3/5/7/8、TD-SCDMA: B34/39;WCDMA: B1/2/5/8、CDMA 1X/EVDO: BC0、GSM: B2/3/5/8。デュアルSIMに対応しています。
スペック以外にも特徴があり、本体デザインはBMWのグループ企業である「Design works」とパートナー契約を結んで考案。流線型のなめらかなデザイン、持ちやすさ、スタイリッシュさと使いやすさを共存させた外観になっているとのことです。
中国での販売価格はスタンダード版が2,899人民元(約49,000円)、スタンダード版が3,299人民元(約56,000円)、プレミアム版が4,099人民元(約65,000円)です。
ZTEはこの日、AXON 7向けのVRヘッドセット「ZTE VR」も合わせて発表しています。AXON 7をZTE VRに装着することで、VRコンテンツが楽しめます。ZTE VRはGoogleが先日発表したVRプラットフォーム「Daydream」をサポートします。