米IoTベンチャーNatureが、エアコンなどの家電を外出先からスマートフォンで操作可能にするIoT機器「Remo」を発表しました。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」でキャンペーンを開始しています。Kickstarterでの販売価格は49ドル(約5,400円)~。出荷予定時期は今年の8月です。
「Remo」は、コントローラー機能と電源制御機能を持つ家電を、スマートフォンアプリとモバイルネットワークを経由してリモコン操作できるようにする端末です。また温度計、湿度計、人感センサー、照度センサー、ノイズセンサーを搭載していて、室内の人やペットを検知したり、過去の操作履歴を学習して電気代を節約することもできます。
たとえばエアコンならダイキン、三菱、東芝、日立、パナソニックなど、どのメーカーの製品にも対応していて、外出先からスマートフォンを使って遠隔操作できるのはもちろん、帰宅前に自動でONや、不在時には自動でOFF、学習による節電などが可能です。
Remoはルーターを経由してインターネットに接続します。エアコンに対してはRemoが赤外線通信によりコマンドを送信します。既存の電源プラグを置き換えて電力使用量が測定できるようにする「Remo Power Plug」が日米で許認可対応中で、年内に発売予定となっています。
Nature Remo: Make Any Room Air Conditioner Smart by Nature Inc – Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/926103613/nature-remo-make-any-room-air-conditioner-smart
情報元:Nature