ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が、2年契約などの違約金がかからない期間を、1カ月間から2カ月間に延長すると発表しています。ドコモは2016年2月に、ソフトバンクは2016年3月に契約期間が満了となったユーザーからすでにこの変更を適用しています。KDDIは2016年5月に契約満了となるユーザーから適用する予定です。
2年契約の料金プランや割引サービスは解約の際に、これまでは契約満了月の翌月の1カ月間が解約金がかからない期間となっていましたが、変更後は違約金がかからない期間が2カ月間に延長されます。これにより、ユーザーは現在よりも余裕をもって解約手続き等を行うことができるようになります。
KDDIとソフトバンクはこの変更に加え、契約から3年目以降は解約時期に関わらず契約解除料がかからない新料金プランを、2016年6月より提供すると発表しています。既存プランよりも月額料金が300円高くなる代わりに、2年間の継続利用後は、いつ解約しても違約金がかからないというものです。
今後ドコモも同種の新プランを発表するものとみられています。
KDDI「新2年契約」
ソフトバンク「新しい2年契約」