Googleは3月7日、Android OSの月次のセキュリティーアップデートをOTA方式でNexus端末へ配信開始したと発表しています。国内販売中のNexus端末にもこのアップデートが順次配信されているようで、ソフトバンクとワイモバイルがアップデートについての案内を出しています。
2016年3月のセキュリティーアップデートでは19件の脆弱性が修正されました。このうち7件は危険性が最も高い「Critical」に分類されていて、特に「Mediaserver」と「libvpx」の脆弱性はリモートでコードを実行される恐れがある大変危険なものです。幸いにも現時点では今回の脆弱性を悪用されたという報告はないということです。アップデートの詳細はAndroid Open Source Projectのサイトで確認できます。
国内で販売されているNexus端末にもセキュリティーアップデートが順次配信されているようで、ソフトバンクとワイモバイルが「Nexus 5」「Nexus 5X」「Nexus 6」「Nexus 6P」へのセキュリティー向上のためのソフトウェアアップデートについてお知らせをしています。アップデート後のビルド番号は、Nexus 5が「MMB29V」、Nexus 5Xが「MHC19J」、Nexus 6が「MMB29V」、Nexus 6Pが「MHC19I」になります。
詳しいアップデート情報（ソフトバンク、ワイもモバイルの公式サイトへ）