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ソニーがスマートフォンの新シリーズ「Xperia X」3機種を発表。最上位の「Xperia X Performance」は日本でも発売

ソニーがスマートフォンの新シリーズ「Xperia X」シリーズを発表しました。ラインアップは最上位モデルとなる「Xperia X Performance」、フラグシップの「Xperia X」、ミドルレンジの「Xperia XA」の3機種。グローバル市場での発売は今夏で、「Xperia X Performance」は日本でも発売されます。

Xperia Xシリーズ

ソニーはこれまでAndroidスマートフォンのフラグシップモデルを「Xperia Z」シリーズとして展開してきましたが、今後は「Xperia X」シリーズで展開していきます。Xperia Xシリーズでは、各機能に”インテリジェンス(高い知性)”が加えられ、快適性が高められているといいます。

具体的には、「Xperia X Performance」と「Xperia X」は、Xperia Z5シリーズで採用された高速オートフォーカス機能「Hybrid Autofocus」をさらに進化させた「Predictive Hybrid Autofocus」機能を新たに搭載しています。被写体の動きを予測することで正確に被写体を捉え、ブレのない美しい映像の撮影を可能にしているとのことです。

またバッテリーにはQnovo社のバッテリー技術を導入。バッテリーの状態に合わせた充電を行うことで、バッテリーの寿命を約2倍長持ちさせることができるということです。

Xperia X Performance

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「Xperia X Performance」はシリーズ最上位モデルとなり、5インチFHD(1920×1080)ディスプレイ、Snapdragon820プロセッサ、3GB RAM+32GB ROMメモリー(microSDカード対応)、背面2,300万画素/前面1,300万画素カメラ、2,700mAhバッテリー、Android6.0 Marshmallowなどを搭載しています。通信はLTE Cat.9に対応し、理論上は下り最大450Mbpsの通信が可能です。電源ボタンには指紋センサーが内蔵されています。

筐体は丸みを帯びたフレームと曲面ガラスによって手のひらに馴染むフォルムが採用されています。カラーバリエーションは、ホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色。背面はXperia Zシリーズとは異なりメタル素材となっていて、ホワイトとグラファイトブラックにはヘアライン加工が施され、質感が高められています。

サイズは143.7×70.4×8.7mm。重さは約165gです。

Xperia X

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「Xperia X」はフラグシップという位置づけではありますが、プロセッサにはミドルレンジ向けのSnapdragon 650が採用されていて、実際にはXperia Z5シリーズで言う「Xperia Z5」とは異なる位置づけになっています。

プロセッサ以外のスペックは、通信がLTE Cat.6対応となり、バッテリー容量が2,620mAhであること以外は「Xperia X Performance」とほぼ共通です。本体サイズは69.4×142.7×7.9mm/153g。背面のヘアライン加工は施されません。

Xperia XA

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「Xperia XA」は価格を抑えた完全なるミドルレンジモデルとなっていて、ディスプレイのサイズは同じ5インチですが解像度がHD(1280×720)に抑えられ、プロセッサもMediaTekの「Helio P10」が採用されています。またメモリーは2GB RAM+16GB ROM、バッテリー容量は2,300mAh、カメラは背面1,300万画素/前面800万画素になり、オートフォーカスは従来の「Hybrid Autofocus」でGレンズは非搭載、指紋センサーも非搭載など、上位モデルに比べると簡素化されています。

本体サイズは143.6×66.8×7.9mm、重さは137.4gです。

プロモーションビデオ



情報元:Sony Mobile