京セラが米国キャリアAT&T向けに、5.7インチの大型ディスプレイと高いタフネス性を備えたAndroid搭載スマートフォン「DuraForce XD」を発表しています。
スマートフォンとタブレットの中間程度の大きさの端末を俗に”ファブレット”と呼ぶことがありますが、京セラはこの「DuraForce XD」を同社初のファブレットとしてリリースしました。
京セラらしく高いタフネス性能を備えているのが特徴で、防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧耐久、塩水耐久性能について、米国国防総省が定める規格MIL-STD-810Gに準拠しています。また防爆規格にも準拠していて、大型プラントや化学工場等、可燃性のガス、蒸気が存在する場所での使用も可能となっています。
ディスプレイは5.7インチIPS液晶で、解像度は1,280×720ドット（HD）。耐衝撃性のタッチパネルを搭載しています。また濡れた手やグローブ着用時でも操作できるようになっています。
この他の主なスペックは、Android5.1 Lollipop、1.6GHzクアッドコアCPU（MSM8928 – Snapdragon400）、2GB RAM＋16GB ROM、3,700mAhバッテリー、microSDカード対応、LTE対応など。バッテリーはリムーバブルタイプでユーザーによる着脱が可能です。
本体サイズは166.8×86.4×13.9mm、重さは307g。最近では7～8インチクラスのタブレットでも300gを切る製品があるので、5.7インチの端末としてはかなり重い部類です。
情報元：京セラ（＠Press）