自動車メーカーのフォードが、同社自動車の2017年モデルから「CarPlay」と「Android Auto」をサポートすると発表しました。
「CarPlay」はAppleが、「Android Auto」はGoogleが開発・提供する車載システムです。コンソールのタッチパネルやステアリングのコントロールボタン、音声認識機能などにより、ナビや交通情報、音楽、ラジオなどが快適に利用できるとされています。
フォード独自の車載システムが「SYNC 3」にバージョンアップすることで「CarPlay」と「Android Auto」の各機能が追加されます。また新たに4G LTEに対応した「SYNCコネクトテクノロジー」により、スマートフォン経由でエンジンの起動やドアの解錠、ガソリン残量のチェックなどが行えるようになります。
「SYNC 3」はまずは北米で今春発売される2017年モデルの「Ford Escape」に搭載されます。また今年発売される2017年モデル全車種にも搭載。さらに、2015年に発売された2016年モデルにも、今年の後半に「SYNC 3」へのバージョンアップが予定されています。
情報元:フォード