ヤマダ電機がWindows 10 Mobile搭載SIMフリースマートフォン「Every Phone」を11月28日に発売すると発表しました。価格は税抜39,800円です。
「Every Phone」は、Microsoftのモバイル向け新OS「Windows 10 Mobile」を搭載するSIMロックフリーのスマートフォンです。ヤマダ電機によれば、同OSを搭載する5.5インチのスマートフォンとしては、本機種が国内最速での店頭販売開始になるということです。
Windows 10 Mobile搭載スマートフォンの国内最速発売をめぐっては、MVNOのプラスワン・マーケティングが国内最速として「KATANA 01」を11月30日に発売すると発表していましたが、今回登場したヤマダの「Every Phone」がこれを上回る早さで発売されることになりました。
発売日から実施される発売記念キャンペーンの内容が豪華で、Every Phoneを購入すると「YAMADA SIM」、「Bluetoothキーボード(4,600円相当)」、「専用保護フィルム」の3つ全てがもらえます。ただしBluetoothキーボードは全店で先着3,000名限定となっています。
端末の特徴としては、5.5インチの大型ディスプレイながら重さ約140g、厚さ6.9mmと軽量・スリムであり、また内蔵ストレージは32GBでmicroSDカードにも対応しているため、標準搭載のOffice Mobileをフルに活かしてビジネス用途にも使えます。この他のスペックも、2GBメモリーやデュアルフラッシュ搭載の1,300万画素カメラ、LTE対応など、ミドルスペックながら手堅い内容となっています。
ちなみに先述のフリーテル「KATANA 01」は圧倒的な安さを特徴としていて、4.5インチFWVGAディスプレイ、1.1GHzクアッドコアCPU、1GB RAM、8GB内蔵ストレージ+microSDカード対応、背面500万画素/前面200万画素カメラ、1,700mAhバッテリー、LTE対応などで、税別12,800円で販売されます。また5インチHDディスプレイ、2GB RAM、16GB内蔵ストレージ、800万画素/200万画素カメラなどを搭載した上位モデル「KATANA 02」も、税別29,800円という低価格で来年1月に発売される予定です。
Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォンをとりあえず使ってみたいというのなら「KATANA 01」。エンターテイメントもビジネスも、新OSの機能を存分に楽しみたいというのなら「KATANA 02」や今回の「EveryPhone」ということになります。
スペック
- 本体サイズ:154.8×78.6×6.9mm
- 重さ:約138.6g
- OS:Windows 10 Mobile
- プロセッサ:Snapdragon 410(1.2GHzクアッドコアCPU)
- メモリー:2GB RAM、32GB ROM
- カメラ:背面1,300万画素(デュアルフラッシュ搭載)、前面500万画素
- バッテリー容量:2,600mAh
- 対応ネットワーク:FDD-LTE(Band1/3/19)、W-CDMA(Band1/6/19)、GSM(1900/1800/900/850MHz)
- その他通信機能:Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth4.0
- 外部インターフェース:microUSB、microSIMスロット、microSD、オーディオジャック
- センサー類:照度、近接、加速度、電子コンパス、GPS/A-GPS
- その他:テザリング機能対応
- カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
情報元:ヤマダ電機(PDF)