ドコモ、KDDI、ソフトバンクが提供する緊急速報系のサービスに「特別警報」が追加され、11月19日の午前11時より配信が開始されます。
「特別警報」は、気象庁が2013年より運用を開始した防災情報です。気象庁はこれまでも、大雨、地震、津波などにより大きな被害が出そうな時に、警報を発表して警戒を呼びかけていましたが、これらの警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波などが予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合には「特別警報」を発し、最大限の警戒を呼びかけることになっています。
ドコモの「エリアメール」、KDDIとソフトバンクの「緊急速報メール」ではこのうち、数十年に一度発生するような大雨、大雪、高潮、暴風などが予想される場合に発表される「気象等に関する特別警報」と、居住地域に重大な被害をおよぼす噴火が発生したり予想される場合に発表される「噴火に関する特別警報注意」の2つが配信されます。
今回の追加によって利用料金が変わることはなく、これまで通り無料で利用できます。
配信条件
噴火警戒レベルを運用している火山では噴火警戒レベル4以上が、噴火警戒レベルを運用していない火山では「噴火警報(居住地域)」が、特別警報に該当します。
情報元:NTTドコモ