NTTドコモのGalaxy S II(SC-02C)に触れてきましたのでその感想をつづりたいと思います。
まず手に持って感じたのは、「薄くて平べったい」という感想でした。もっとも、先代Galaxy SやXperia arcなども薄くて平べったい形状をしていますが、Galaxy S IIは横幅が増してよりスクエアな形になったので、さらに強くそのように感じました。 そしてやはり軽いです。MEDIASやGalaxy S、Xperia arcを既に使っている方からすると普通かもしれませんが、他のラインアップと比較するとずいぶん軽く感じることだと思います。
縁のシルバーのメッキは、Galaxy Sとほとんど変わらぬテイストです。私個人的には安っぽくて好きになれませんが、まあ許容範囲です。背面はゾリゾリ(?)した感じでかなりギラついています(稚拙な言い回しでスミマセン)。ちょーっとオッサンくさい気がしますが、まあ許容範囲です。グローバルモデルは光沢が無くてあまりギラついていないようですね。 この時展示されていたものはグローバルモデルと同じリアパネルが装着されていたことが後になって分かりました。日本仕様のリアパネルはこちらの記事にて確認できます。
動画にも収めてきました。
動作は非常に快適です。夏モデルラインアップの中には間違いなくこれ以上サクサクでヌルヌルな機種は無いと思います。ホーム画面上での各基本動作、ブラウジング、マップ等、これまでの機種とは別次元の快適さを体験出来ました。
Quadrantでのベンチマークテストも行ってみました。1度目のテストでは2869と振るわなかったですが、2度目では噂通りの3435という良い値が出ました。
気になった点が2点あります。1点目は発熱が凄いことです。低温やけどするんじゃないかというくらい熱くなっていました。ずっと充電しっぱなしなのが悪いのかも知れませんが、海外でも発熱の問題はささやかれています。それともう一点は、ピンチ操作で画像等を拡大縮小する際に、対象の画像がブルブルと震えるような挙動をしていた点です。この点については修正が加えられるかも知れません。 そういえばワンセグもちゃんと映っていました。アンテナは360度すべての方向に可動するタイプでした。
それとWi-Fiテザリングの項目も設定の中にちゃんとありました。省電力モードの設定も見えました。
総評
薄くて軽くて大画面で高画質で高速処理で・・・。まさに理想のスマートフォンと言えると思います。
問題はデザインとガラケー機能が非搭載である点です。デザインは好みが分かれるところです。ガラケー機能については不要な人は問題ありませんが、おサイフケータイが生活の中で必須であるという方はわざわざこれを選ぶこともないとは思います。私ならおサイフケータイを蹴ってでもこれを買っちゃいますが。。。
問題は発熱でしょうね。これから夏になりますし、日本の高温多湿な気候に耐えられるかどうかちょっと心配です。カメラはあまりにも発熱があると起動しないこともあるようです。このあたりは常用してみないことにはどうにも分からないことですがね。