ドコモは9月15日、停止していた「Xperia Z2 SO-03F」「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」へのOSバージョンアップの配信を再開しました。また、OSバージョンアップをすでに適用済みの端末に向けても、修正アップデートの配信を開始しました。
「Xperia Z2 SO-03F」「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」のOSバージョンアップは、7月28日に提供が開始されたものの、適用後に「一部地域にてテレビの視聴ができない場合がある」という不具合が発生することが発覚し、8月3日より配信が一時的に停止されていました。
今回、修正版ソフトウェアの準備が整い、配信が再開されました。アップデート後、ビルド番号は「23.1.B.1.197」になります。
アップデートはWi-Fi / 3G / LTEのいずれかの通信を使い、スマートフォン単体で行います。「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、アップデートを開始できます。PCにUSB接続してPC Companion(メーカー提供の管理ソフトウェア)経由でアップデートする方法も用意されています。
アップデート時間(スマホ単体 / PC経由)は以下のとおりです。
- Xperia Z3 ・・・ 約45分 / 約23分
- Xperia Z3 Compact ・・・ 約45分 / 約23分
- Xperia Z2 ・・・ 約51分 / 約23分
主なアップデート内容
- OSバージョンがAndroi5.0 Lollipopへバージョンアップ
- ダイヤルと連絡先のUIが一新
- カメラアプリが「スタイルポートレート」に対応
- 設定メニュー内に検索機能が追加
- クイック設定パネル機能が一新
- アプリの終了ボタンのデザインが変更
- What’s Newで一部のアプリを更新できるように
- 特定のサイトを閲覧中に「バック」キーをタップするとエラー画面が表示される場合があるという事象が改善(Xperia Z3 / Xperia Z3 Compactのみ)
- まれに意図せず電源が再起動する場合があるという事象が改善(Xperia Z2のみ)
画像付きの詳しいアップデート内容はメーカー公式サイトにて確認できます。
この他の変更点として、アップデートするとMHLケーブルでテレビに接続した際に起動するTV Launcher機能と、エリア連動Wi-Fi機能が非対応になります。
また、「Walkman」「ムービー」「Video Unlimited」「写真」はアップデート後、「ミュージック」「ビデオ」「PS Video」「フォト」へ名称が変更されます。
「PlayStation Mobile」アプリは、アップデート前に最新バージョンへ更新していない場合、またはアップデート後にデータの初期化を実施した場合は削除されます。
詳しいアップデート内容(NTTドコモ公式サイトへ)
OSバージョンアップ適用済み端末へのアップデート
7月28日からアップデート停止までの期間に配信されていたOSバージョンアップにてビルド番号が「23.1.B.1.160」となったXperia Z2、Xperia Z3、Xperia Z3 Compactに対し、不具合を修正するためのアップデートが配信されています。
このアップデートにより、「一部地域にてテレビの視聴ができない場合がある」という不具合が改善されるほか、より快適にするための一部仕様変更および表示変更などが行われます。アップデート後のビルド番号は「23.1.B.1.197」です。
ソフトウェアは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前0時~午前6時)に書き換えが行われます。本体設定から「端末情報」→「ソフトウェア更新」を選択し、画面の案内にしたがって操作することで即時にアップデートを開始することも可能です(PC経由のアップデートは9月15日の午後5時より配信開始)。
アップデート時間(スマホ単体 / PC経由)は以下のとおりです。
- Xperia Z3 ・・・ 約4分 / 約23分
- Xperia Z3 Compact ・・・ 約3分 / 約23分
- Xperia Z2 ・・・ 約4分 / 約23分
詳しいアップデート内容(NTTドコモ公式サイトへ)